2006年08月03日

中国で日本のテレビを見る〜顛末記(8)

「中国で日本のテレビを見られるようにしたら売れる!」

と思って始めた実験だけど、ストリーミング視聴が全然ダメなこと、ダウンロード機能を持つ機種の設定がちょっとやっかいなことなどから、なんだか当初の熱がさめ、日本のテレビ視聴を商売とすることは半ば諦めてしまった。

そして先日、ふらりと杭州へ

ハイアット・リージェンシーに泊まったのだけど、インターネットに接続してみると、日本のサイトがスカスカと見られる。日本国内で日本のサイトを見ているのと変わらないほど早い。上海ではフンズマリ状態なのに200KM離れた杭州では全くストレスを感じない。杭州のハイアット・リージェンシーだけが早いのか、杭州全体が早いのか、それはよくわからない。

さっそくストリーミングでのテレビ視聴を試みたところ、全く普通に日本のテレビを見ることができた。画面が少し粗いがこれは日本国内で見る場合も同じで回線の問題ではない。

あらあら。一度は諦めた話だけど、ちょっと考え直してみる必要があるのかも。

(本顛末記終わり〜かなり中途半端だけれども。。。)


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杭州ではストレスなく日本のテレビが見られる
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2006年08月02日

中国で日本のテレビを見る〜顛末記(7)

次にダウンロードを試してみる。自宅に置いたサーバーをブラウザで遠隔操作し録画をして、それをダウンロードしてから視聴するのである。

30分の番組は1時間30分ほど、1時間の番組は3時間ほどでダウンロードできた。

ダウンロードした番組は、当然のことながら普通に見ることができる。

ただまあ、録画してダウンロードして、という作業は面倒ではあり、相当に見たい番組でなければそこまでする気にはなれない。
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2006年07月29日

中国で日本のテレビを見る〜顛末記(6)

いよいよ実地検証である。

今回の出張は東京から直接広州に入ったので、まず広州で実験。上海よりは対日本の回線状況がいい広州である。少しは見られるか。。。

との期待もむなしく裏切られた。

ストリーミングを試してみると、確かに日本のテレビ番組の画面が出た。。。が、動かない。音もしない。

10秒ほどすると画面が変わり、同時に2秒ほど音がして、また止まる。

さらに10秒ほどしてまた画面が変わり、一瞬音がする。

とてもじゃないけど鑑賞には耐えない。


翌日、上海での検証。

最初は広州でのものとほとんど変わらなかった。

ただ回線の機嫌がよければ3秒映像と音声が流れて2秒途切れるくらいで見られる時もある。

これなら何とか番組の内容は理解できる、、、がストレスはたまる。

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2006年07月28日

中国で日本のテレビを見る〜顛末記(5)

1週間ほど待って届いたのが写真のコンピューター。

海外赴任中、日本の留守宅に電源つけっぱなしで置いておくことになるのだが、コンパクトで見た目も黒と白の取り合わせの感じは悪くない。

さっそく設定をしてみた。家電製品のように電源とLANコード、テレビアンテナのコードをつないで電源を入れるだけである。極めて簡単。

しかし、さらにルーターの設定と視聴用に使うパソコンにソフトウェアをインストールしなくてはならない。

箱の中に説明書があるかと思ったが、紙切れが一枚入っていて、ウェブサイトアクセス用のIDが記載されているのみ。ちょっと不親切。。。

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なかなか悪くないデザイン


WatchJTVのウェブサイトを見ながらルーターの設定をやってみた。ウェブサイトにはいくつかのメーカーのルーターについて具体的な設定方法が書かれている。使用中のルーターがたまたまこれらのうちの一つであれば簡単に設定できるだろう。しかしそれ以外のルーターを使っている場合、僕もその一人なのだが、ちょっと知識がないと容易には設定できない。

次にソフトウェアをWatchJTVのサイトからダウンロードしインストールする。これもウェブ上の説明が分かりにくく困ってしまった。

ルーターの設定もソフトウェアのインストールも、ウェブ上の説明では何だかよく分からなかったのだけれども、結局適当にパチャパチャといじっていたらなんとかできた。ということは「設定は難しくない」といえるのかもしれないけれども、ルーターの設定やソフトウェアのインストールを“適当に”やるというのは、ルーターやパソコンがおかしくなってしまいそうでかなり不安がある。

ちょっとこの商品の代理販売は厳しいかもしれないなあ。

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2006年07月27日

中国で日本のテレビを見る〜顛末記(4)

あれこれ調べているうちに、自宅に置いたパソコンで日本のテレビを録画し、それを海外からダウンロードする仕組みがあることがわかった。日中回線の状況を考えればダウンロードにえらく時間がかかるかもしれないけど、何時間かかっても自分のパソコンに番組全体を取り込んでしまいさえすれば、ストレスなく正常に見られるはず。

例えばシャープ製のガレリオ。パーソナルサーバーであり、録画と遠隔からのダウンロードとかできるようだ。ただ2003年の発売開始のようで結構古く、今も売っているかどうかは疑わしい。

さらにネットを検索して、ぶつかったのがWatchJTV、その名も、J(日本)のTVをWatch(見よう)というサイト。

この業者がカスタマイズしたパソコンを10万円そこそこの価格で購入すれば、ルーターの設定のみは行う必要があるが、あとはブロードバンド回線に接続しさえすれば、海外から日本のテレビをストリーミングでもダウンロードでも楽しめるという。

こういう商品なら商売になるかもしれない。この会社の代理販売をするのもいいし、全く同じ仕組みを自社でやってもいい。試しに一台買ってみようと思ってサイトをよく見てみると、アメリカ・シリコンバレーに会社があるようだ。すなわちアメリカから製品を送ってくる。なんだかウザイ。

クレジットカード決済だが、もともとUSDで表示されているこの商品は、業者から送られてきた決済用ページでは円表示されており、その換算レートは122.6円/ドル(その日の銀行間中値は114.4円/ドル)。ウェブ上でうたっている金額より10%も高いことになる。なんだかウサンクサイ。

ちょっと購入に抵抗があったので、もろもろ質問のメールを業者に送ってみたところ、極めて迅速かつ丁寧に返事のメールが送られてきた。その後何度かのメールのやり取りがあり、安心感が出てきた。為替レートについてはドル表記される別の決済ページがあり、そこでも決済することができることもわかった。

ウェブ上で発注した。
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2006年07月26日

中国で日本のテレビを見る〜顛末記(3)

ロケーションフリー。

テレビ転送用のサーバーを自宅に設置するというもの。これなら家電を売り切る形なので著作権上の問題が発生しないらしい。

もう少し判例文を読み込んでみなければなんとも言えないけれども、サーバーを売り切ってしまえば問題なし、サーバーを業者が預かれば違法、ってのもどんなもんでしょうかね。例えば普通のサーバーホスティング会社がロケフリを預かったら違法になる。。。

さて、ロケーションフリーだが、よろずで検索してみると
http://www.shanghai.or.jp/yorozu/view.php3?d=1&id=47435http://www.shanghai.or.jp/yorozu/view.php3?d=1&id=47053などいくつかの書き込みがある。それらによると、どうも中国ではまともに見られないようだ。画面や音声が細切れになり、視聴に相当に不快感があるらしい。

日中回線の状況が悪すぎるためだ。

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2006年07月25日

中国で日本のテレビを見る〜顛末記(2)

昨日のこのブログのアクセス数。新ブログに移行してから過去最多でした。本テーマに対する皆さんの関心の高さが窺えました。


ネット上であれこれ調べているとr録画ネットというサイトを見つけた。

この業者はユーザーに対し日本のテレビ番組を転送するサーバーのホスティングサービスを提供していた。しかし2004年に日本の放送局より東京地方裁判所に対し「著作隣接権侵害差止請求仮処分命令申立」があり、結局2005年に業者側が敗訴。この業者は高等裁判所に抗告したが同年11月に敗訴し本年1月にサービスを終了した。

抗告決定文を読んでみると、ポイントはサーバーのホスティングを業として提供していることにあるようだ。

日本のテレビを転送するサーバーを複数のユーザーに共有させ、そのサーバーを自社やデータセンター内においてメンテすることにすれば、価格は月々数千円程度に抑えられるし、既に海外にいる人でもウェブで簡単に申し込めるようにできるので、相当売れるに違いない。しかしそれは認められないということが判例となった。(続く)

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2006年07月24日

中国で日本のテレビを見る〜顛末記(1)

―中国で日本のテレビを見る―

僕自身は中国にいる時にNHKのニュースすらもほとんど見ないので、中国で日本のテレビを見たいとはさほど思わないのだけれども、ある時日本のテレビで、本年上半期のヒット商品のうちの一つとしてソニーのロケーションフリーを挙げているのも見て、ひょとしてこれ、ビジネスになるんじゃなかろうか、と思い立った。

ロケーションフリーは、すなわち日本のテレビ番組を海外に転送するために自宅に設置するサーバー。ロケーションフリーの前身であるエアボードはテレビ受信用の機材込みで10万円超であったことからあまり売れなかったが、パソコンで見られるようにし受信用専用機材を不要とし価格を3万円強まで抑え込んだこんだことから急激に売れ始めたとのことだ。

日本のテレビを中国で見るとなると、いかにも著作権上の問題が発生しそうだけれども、天下のソニーが堂々とビジネスをしているのだから、きっと問題はないのだろう。

これは何か商売になるかもしれない、そう思い、ネットで調べてみた(続く)
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2006年07月10日

ザリガニ

39.jpgこの写真を見て「あれ?あの子じゃないの」と気づいた方もいるかもしれないが(8年ほど前に上海日本人社会ではそこそこ有名だったあの子。。。って、今やごく一部の人にしかわからないでしょうけれども)、ひさ〜しぶりに会ったその子に就職先紹介の相談を受け、なぜかザリガニを食べに行った時の写真。えらく楽しそうに食べているので一枚。

中国歴もそこそこ長くなった僕だけど、中国人のザリガニ好きだけはよくわからない。SHEX上海所長のK君にしてもそうだけど、日本人ではザリガニを見たら吐き気がするという人もいる。ちなみに僕はまずいとは思わないけどうまいとも思わない。食べるのが面倒なので二つ三つ食べたら後は手袋を外してビールを飲んでいる。

ひまわりの種にしてもそう。上の前歯を使ってパリパリと食べ続けているのを見ていると「あ〜、やっぱり民族が違うんだよなぁ」なんて思ってしまう。

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2006年07月09日

奇怪的広州南方航空的公務艙

中国国内線はたいていファーストクラスとエコノミーの2クラスの設定だけど、まれにビジネスクラスのある便がある。おそらく国際線用の機材を運航の都合で国内線に使っている時に出くわすのだと思う。

で、広州から上海への南方航空のビジネスクラスを利用した時の話。

ラウンジでパソコンをパチャパチャ打ちながら搭乗開始を待っていると小姐より「まもなく出発です」と声をかけられた。

パソコンのふたを閉め、確実にスリーブするのを待ち(プログラムを同時にいっぱい立ち上げているせいか、僕のパソコンはすごく寝付きが悪い)、トイレにいってからラウンジ出口に向かうと、小姐と客が一人待っていた。ここからゲードまで小姐が案内してくれるらしい。「待たせて申し訳なかったな」と思いつつ、二人の後について搭乗ゲートへ。

バスで飛行機まで行くらしく、ゲートの前には大型バスが横付けされており、既に多数の人がバスの中で出発を待っている。そのバスに向かっていこうとすると小姐に「ちょっとお待ち下さい」と言われた。

しばらくするとミニバスがやってきてそれに乗れといわれる。乗客は僕と他の客一人と小姐、それに運転手だけである。

そして一番乗りで飛行機の中へ。

5年ほど前に、やはり広州から南方航空のファーストクラスを利用した時は、チェックインからゲートまでずっと小姐が1対1で案内してくれた。あれからずいぶん時を経たのでもうそんなサービスはやっていないだろうと思ったのだけれども、広州南方航空特有の過剰サービスなのかもしれない。

過剰サービスといえば、中国国内線のファーストクラスは、いつもガラガラ(たいてい客は一人だけ)のためなのだろうか、席についてから離陸までの間に、小姐が自分の名前を言いに来て、お絞りを持ってきて、飲み物を持ってきて、新聞を持ってきて、スリッパを持ってきて、読書灯を付けにきて、、、と、代わる代わる声をかけられる。こちらは出張の疲れですぐにも寝たいのに。

少しほっといてください。。。
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