2010年06月25日

飛行機、また飛ばず

上海から広州へ。


またもや遅延である。


さすがに2回連続となるとうんざりする。


もう中国国内線、乗りたくない。。。


結局3時間遅れで離陸した。
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2010年06月19日

ロスト in 深セン(6)

The followings take place between 5am and 11am.....

5:00:00
5:00:01
5:00:02
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泥々になってホテルについた。

フロントのカウンターの後ろでは、まったくの普段着のにいちゃんが椅子の背もたれを倒して眠っている。

「チェックインしたいんですけど」

にいちゃんは声は発せず顔全体で「なにをいってるんだこいつは」と表現した。

「だから、予約しているからチェックインしたいんだけど」
「部屋はないよ」
「部屋はないって、デポジットとってるんだから部屋がないわけないでしょう」
「ないものはないんだよ」
「じゃあデポジットはどうするの?部屋がないからには、部屋代はカードから落ちないんでしょうね?」
「いやそれはきっと落とすでしょう」
少々キレ気味に「何言ってんの。部屋がないのに部屋代をとるなんて無茶苦茶だ」
「じゃあ、6時まで待て。6時になったら部屋ができるから」

どういう意味かよくわからないが、疲れているし、喧嘩をする体力もないので1時間待ってみることにした。


5:59:58
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6:00:00
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パソコンの時計をみながら、6時と同時にフロントに戻ってみたところ、今度はすんなりとチェックインさせてくれた。ロビーで待っている間にチェックアウトした人はいなかったし、5時から6時の間に部屋の掃除をしたとも思えない。どうして待たされたんだろうと思いながら、サインを求められた紙の内容をみると、チェックイン日の欄に今日の日付、チェックアウト日のところには明日の日付が書かれている。どうやら今日から明日の宿泊扱いとするために6時まで待たせたようだ。

しかしこれでは、昨日から今日にかけてもノーショ−ということでクレジットカードから宿泊費を落とされ、合計2泊分をチャージされるかもしれない。

「違う違う。チェックアウトは今日だ。僕は昨日から今日にかけての宿泊のチェックインをするんだ」

普段着のにいちゃんは再び「何を言っているんだ、こいつは」という目をしながら、パソコンを叩いた。打ち直された伝票にはチェックイン日・チェックアウト日ともに今日の日付が印刷されていた。

部屋に入り、シャワーを浴び、寝る前にメールだけ取っておこうと思いPCを開く。すると少々ややこしい案件も含む、朝までに処理しなければならないメールが数本入ってきていた。それらメールの処理に1時間以上を要してしまい、気付けば8時近くになってしまっていた。

10時30分に携帯のアラームをセットしてベッドへ。。。ベッドに入ったのは覚えているが、その瞬間から記憶が飛んだ。。。


9:20:43
9:20:44
9:20:45
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携帯が鳴り目が覚めた。アラームをセットした時間より早い。仕事の電話であった。やはり平日の朝寝は容易ではなかった。しかしつまらない要件である。でも再び寝たらチェックアウト時間を過ぎてしまうかもしれない。敵に万が一にも2泊分をチャージする口実を与えたくないので、無茶苦茶眠いが、もう寝るのはやめることにした。

とはいえ、6時過ぎにチェックインしてから3時間もたっていない。ラブホテルのご休憩じゃああるまいし、これではいかにももったいない。

どうにも眠いが、宮城谷三国志を開いて、時間をつぶすこととした。それにしても、この24時間に1巻の半ばから2巻の終わりまで読んできたが、未だ劉備すら出てこない。。。どうなってんだぁ。。。。と思ったのは覚えているが、再び僕の記憶は飛んだ。。。。。
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11:00:00
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2010年06月08日

ロスト in 深セン(5)

The followings take place between 1am and 5am.....

1:00:00
1:00:01
1:00:02
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身体の中のほうから疲れが浮き出る感じで、PCを開いて仕事をする気もしない。こういう時は、NHKを見て頭を休めるのが中国出張の基本だけれども、日本のテレビも映らない。ベッドの正面はガラス張りで、その向こうに無駄に広いバスルームが見えている。その中心にある鏡をボーっと見つめる。

「さあ、寝よ」と、つぶやいて電気を消し、ベッドに入ってしばらくすると電話が鳴った。

「航空会社から連絡がありました。空港行きのバスが出ますので、ロビーまで降りてきてください」
「え!こんな夜中に飛べるのですか?」
「そうだと思います。なるべく早く降りてきてください」

これが2時間前であればよろこんだだろうが、ほとんど眠りに落ちる寸前である。「ああ、300元損したぁ」などとぼやきながら着替え、荷物をまとめて部屋を出た。


1:21:43
1:21:44
1:21:45
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バスで空港へ。真っ暗のバスの中で考えていたことは。。。

明日(もはや今日だが)、朝早くからゴルフの予定があり、車でピックアップしてもらう場所が上海の西の外れなので、ちょうどそのピックアップ場所にあるホテルを予約している。あの激安(を示す名称)で有名なホテルである。上海市内に多数店舗あり、結構名が通っていて日本人の宿泊も多い割には一度も泊まったことがないので、ともかく一回泊まってみたいと思っていた。

もはや上海には行けないものと思っていたのだが、捨ててもそんなに悔しくもないホテル代(ついさっき無駄にした300元よりも安い)に、まさしく不幸中の幸いと思っていた。

ところが、窓から空を見上げれば星空である。どうやらついに上海に行けそうだ。ホテル到着時間は4時過ぎとなろう。安宿のフロントは、そんな時間にちゃんと開いているのだろうか。。。


2:05:33
2:05:34
2:05:35
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昼に離陸し損ねてからは既に半日が経過している。このあたりになると乗客の間で遭難者的な連帯感が生まれてきている。特に外国人である僕はなにかと気を使ってもらえる。

空港にバスが到着し、何のアナウンスもなく降ろされて戸惑っていると、ビジネスマン風のおじさんに「オレについて来い」と先導してもらった。搭乗口で待たされている時、搭乗口そばの椅子が空いておらず立って宮城谷を読んでいると、僕よりは年上と見受けられるおばさんに席を譲られた(もちろん固辞したけど)。

搭乗口で待つこと約20分。そして飛行機内で待つこと再び約20分。ついに飛行機が動き出した時、機内では拍手が起こった。

離陸したのは覚えていない。途中2〜3回意識が戻ったが、短裙子嬢のスカートがやっぱり短いのを確認しては眠りに落ちた。

ランディングの軽い衝撃で目が覚めた。上海に着くころは夜が明け始める頃、と思っていたが、窓の外は深い霧である。この霧で上海には降りられず、南京に着陸、なんてことがあれば、この話は48時間かかってしまうところだが、霧の向こうにおぼろげにターミナルビルにオレンジ色の文字で「上海」と書かれているのを確認できた。

閑散とした早朝のターミナルビルを抜け、タクシーに乗り、予約してあるディスカウントホテルへ向かう。
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4:59:57
4:59:58
4:59:59
to be continued...
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2010年06月02日

ロスト in 深セン(4)

The followings take place between 9pm and 1am.....

21:00:00
21:00:01
21:00:02
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飛行機を降ろされ、搭乗ゲートに戻るしかし、まともな説明なんてありゃぁしない。遠くで何やら口論していた空港職員と乗客の一団が、突如一方向に動きだした。よくわからないが、ついていかねばならない。


競歩状態で集団を追いかけている時、短裙子嬢が前方を歩いているのを見つけた。小走りで追い付き、状況を尋ねてみる。

「どうなっているの?どこに向かっているの?」
「ホテルで休憩するそうよ。またバスに乗るんだって」

再びバスに乗せられ20分。昼とは違うホテルにつれてこられた。やはり二人一部屋らしい。しかし今度はオーバーナイトとなる可能性が濃厚である。一人部屋を確保しなくてはならない。

ホテルフロントにて
「一人部屋にしてほしいんですけれども」
「二人で一部屋です」
「知らない人と寝ろとでもいうんですか?そりゃ無茶でしょう」
「航空会社のルールですから」
「さっきのホテルで一人部屋にしてもらうために100元払ったんですけど。ホテルがかわったのは航空会社側の都合ですから、一人部屋にしてもらえませんかね」
「当ホテルでは、一人部屋にするのには300元必要です」

到底おとなしく300元払う気はしない。

外を見れば、さっきまでの豪雨が小雨に変わっている。今晩中に飛べるのなら、ここで300元払ってしまったら大いに後悔する。。。

しばらくロビーで待ってみることにした。


22:30:45
22:30:46
22:30:47
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30分ほど待っただろうか。なんら進展はない。

フロントの職員が各部屋に電話をかけ始めた。
「航空会社の厚意で、2階のレストランで夜宵(夜食)が提供されます。どうぞご利用ください」
――そうかぁ、、、夜食かぁ、、、300元で夜食を食べると考えて、一人部屋をもらうかぁ――

要は、理由さえあればいいのであった。フロント職員に300元を支払い、キィーを受け取った。


22:55:25
22:55:26
22:55:27
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部屋はかなり広かった。ただし広いといっても、バスルームが部屋の3分の1くらいを占めている。バスルームだけでビジネスホテルの部屋くらいの広さがある。とはいえ、バスタブもトイレもシャワースペースもサイズは普通なので、洗面台の前がだだっ広いのである。鏡に裸の自分を映しながらエクササイズでもしない限り、まったく意味がないつくりである。

湿度100%の中で全身にまとわりついた汗を洗い落とし、広いベッドで一息ついてから2階のレストランに向かった。「夜食が出る」と聞いて払った300元である。むだにするわけにはいかない。

出されていたものはなんと粥だけであった。鍋が二つ置かれていたが、どちらも粥。せめて片方がピータン入りで、もう一方が鶏入りではないかと思いお玉で中を探ってみたが、どうかき回してみても具が見当たらない。

慄きながらも300元の高級粥を茶碗にとり、振り返ると、奥のほうは既に照明が落とされた寂しいレストランで、人々が粥をすすっていた。

せめて短裙子嬢がいないかと見回してみたが、短裙子嬢どころか長裤子婆すらもいない殺風景なレストランであった。やっと黄巾の乱が始まった宮城谷三国志を開き、一人の夜食を済ませ、部屋に戻る。
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0:59:58
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1:00:00
to be continued......
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2010年05月26日

ロスト in 深セン(3)

The followings take place between 6pm and 9pm.....

18:00:00
18:00:01
18:00:02
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昼食を取り損ねていたので、ホテル1階にある上島珈琲“もどき”のカフェで軽食をとった。

まずい。

ものすごくまずい。

その上、何か固いものを噛んだ。

ついてない。。。

吐き気を我慢しながら部屋へ戻る。


18:22:15
18:22:16
18:22:17
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だるい。朝からしたことといえば、空港までタクシーに乗り、空港からホテルまでバスに乗っただけなのだが、何とも疲労感があり、何もする気がしない。パソコンのふたを開けてみたものの、無線でインターネットにつなぐ気力がない。暑さの中でトラブルに巻き込まれることは、知らず知らずのうちに体力を損耗してしまうようだ。

上半身裸になり、ピンクのベッドカバーのかけられた丸いベッドの上でしばらく放心状態となる。多数の男女がここで楽しいことをしたかと思うと、一層疲れが増してくる。

テレビをつけてみたものの、日本語放送はおろか、CNNも見られない。妙に厚化粧の美女が出ている日中戦争ものの番組を選局した。興味があるわけではないが、画面に美人が映っているだけでもましではある。

ドアがノックされた。急いでTシャツを着てドアを開けると航空会社のスタッフと思しき女性が立っている。

「これから空港に行きます。すぐにロビーに集まってください」

思いもかけない吉報である。

「噢!知道了!」


19:05:21
19:05:22
19:05:23
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空港に到着した。結局ホテルの滞在は約2時間。ホテルまでの往復に約1時間を費やした。こんなことなら空港でそのまま待っていたほうが楽だった。部屋占有のために100元を無駄にしたこともかなしい。

再び雨が降り出したが、飛行機に乗ることができた。3人掛けの窓際の席で、となりには、長くツヤのある髪が柔らかげな20代半ばとみられる女性。スカートが短く、細く白い足に視線を落とさないためには少なからずの精神力が必要だった。

「我们辛苦了!」
そんな言葉がきっかけだったと思う。深センには何のようで来ていたかとか、上海のどのあたりに住んでいるとか、しばらくそんな会話をした。視線を下に落とさないように注意しながら。

会話が途切れたところで、壁に頭をつけて目を閉じたら、いつのまにか眠りに落ちた。窓の外の雨はかなり強くなっているようだ。


20:52:21
20:52:22
20:52:23
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機内アナウンスで目が覚めた。寝ぼけた頭では内容がよくわからない。

隣席の彼女に状況を尋ねると、やさしげな唇からおそろしい一言を発した。

「キャンセル・・・」


20:59:58
20:59:59
21:00:00
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to be continued......
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2010年05月21日

ロスト in 深セン(2)

The followings take place between 3pm and 6pm.....

15:00:00
15:00:01
15:00:02
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小走りの人々の後を追いながら現在の状況を考えてみた。

すなわちおそらく、天候不順で使用機材が深センに降りられず、広州に着陸してしまったということなのだろう。それなら、その飛行機が、雷雲が去るのを待って深センに飛んでくるのに早くても2時間はかかる。それから出発準備をし、飛び立つまでには、合計で3時間はかかるに違いない......

チェックインカウンターにつくと、既に人であふれている。とても並ぶ気がしないので、戻って、東方航空職員嬢に、改めて現在の状況と対処方法を尋ねに行くこととした。バッグから宮城谷「三国志」を取り出し、セキュリティチェックの長い列を抜けて搭乗ゲートへ。

僕「いつくらいに飛べそうですか?」
嬢「わかりません」
僕「いつになったら分かりますか?」
嬢(ちょっとイラっとしながら)「わかりません」
僕「今日中には飛びますよね?」
嬢(ちょっとイライラっとしながら)「わかりません」

まったくもって埒が明かないので、あきらめてPCを開き、
メールの処理でもしながら気長に待つこととした。


15:21:58
15:21:59
15:22:00
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東方航空職員嬢が何もいわずに立ち去ってしまった。今後どうなるとも、どうしろとも、何のアナウンスもなくである。

少々不安になってきた。搭乗ゲートには10人ほどしか残っていない。
同じ便に乗るはずだった人たちはどこへいってしまったのだろう。
そう思い、PCを閉じ、セキュリティチェックを再び逆行して、空港ロビー内をうろついた。

チェックインカウンターにあふれていた人々はどこかに消えてしまっていた。

インフォメーションデスクの前に人がたまっているのを見つけた。
「5328 X&%#*!」
「&●〒 5328 ☆÷!」
何やら、カウンターのこちら側とむこう側で、乗るはずだった飛行機の便名を叫びあっているようだ。便名以外はよく聞き取れない。

しばらくすると、カウンターの向こう側にいた空港スタッフの一人が、
「5328便の方は私についてきてください」
と言い、カウンターから出てきて、出口に向かって歩き出した。よく分からないが、ついていくこととする。

ターミナルビルを出たところには、2台のバスが待っていた。どうやらこれに乗って、ホテルへ連れて行かれるようである。しかし、たまたまインフォメーションデスクのそばにいたからいいようなものの、もし他のところにいたらどうなっていたのだろう。。。


37683_3.jpg16:05:58
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16:06:00
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バスに乗ること20分ほどでホテルについた。

ここで休憩しろということだが、2人で1室らしい。

37683b_3.jpg誰かが「知らない人と2人で1室はないだろう」と叫ぶ。
「航空会社の規定だからしょうがないのです」とフロントの職員。
「でも、今晩ここで泊まることになったらどうするんだ」
「100元追加でお支払いいただければ、一人部屋をご用意します」

さすがに、知らないおじさんと同衾するのはかなわないので、100元を支払って鍵を受け取った。


部屋に入って驚いた。ベッドが丸いのだ。さすがに回転はしないようだが、ベッドの真上にはシャンデリア。そしてベッドの横のテーブルには、避妊具、男性用ローション及び女性用ローション(男性用と女性用とでどう違うかは分からん)、そしてなぜか男性用下着及び女性用下着が陳列されている。

どう見てもラブホテルなんである。100元の追加料金を払ったのは正解だった。
こんな部屋に知らないおっさんと放り込まれていたら、と思うと背筋が寒くなる。

なんだか不健康な感じがするので、部屋を出て、フロントの職員に「30分ほどでてきます。航空会社から連絡があったら携帯電話に電話してください」とメッセージを残し、散歩に出る。

そういえば雷雲はどこかへ消えている。もう4時過ぎだというのに、南方特有の強い日差しが首に射した。
to be continued......
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2010年05月19日

ロスト in 深セン(1)

The followings take place between 11am and 3pm.....

11:00:00
11:00:01
11:00:02
11:00:03
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今日は上海で19時から打ち合わせがあるので、14時30分深セン発の飛行機に乗る予定である。

いつも中国国内出張では事前予約をせず、空港で次に出る飛行機に飛び乗るのだが、今回はめずらしく航空券を予約してある。先週のある日、C-Tripで座席の空き具合を見ていたら、一本だけ他より100元ほど安いチケットを見つけたからだ。元来のセコイ性格が頭をもたげ「今を逃したら100元余計に払わなくならなくなる」と思うと、思わず購入せずにはおられなかった。


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深セン空港にまさしく到着しようという時、水野真澄氏から電話がかかってきた。

とある件で振り込みを依頼していたのだが、「口座番号が違うぞ」とお怒りである。タクシーの中でPCを開け、ネットバンキングで口座番号を確認していたら空港についてしまった。PCを開けたままタクシーから降りたら、ディスプレイに大粒の水滴。空を見上げると雨雲が広がりつつある。

このドス黒い雲が、これからのつらい24時間を予告していたとは、考えもしなかった。。。


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13:30:59
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深セン空港ターミナルに入ると、ちょうど上海便の搭乗開始の案内をしていた。いつもならこの便に乗ったことだろう。しかし今回は事前予約がしてある。チェックインカウンターではなくボーディング・パス発券機に向かう。チェックイン・カウンターでチェックインすると、単純に飛行機の前の方から座席が割り振られていくので、しっかりと希望をいわないと真ん中の席にされてしまったりする。しかし発券機を使えば、並ぶこともなく、座席指定も空席を見ながらできるので大変便利だ。

搭乗ゲートへ向かう。セキュリティチェックのところに長い列ができているが、出発までまだ1時間近くあるので、単行本を読みながらのんびりと待つ。宮城谷「三国志」の1巻・2巻の冗長さは、おもわず数ページを読み飛ばしてしまいたくなるほどだが(なにしろ、三国志でありながら、曹操が初めて出てくるのが2巻の真ん中あたりなんである)、こういう時間をもてあます時に読むにはぴったりではある。

遠くで、ずず〜ん、という腹に響くような音がした。雷か?


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14:20:00
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出発予定時刻まであと10分だというのに、まだ搭乗が始まらない。どうしたのだろうと思っていたら、ゲートに立っていたて東方航空職員が

「飛行機が広州に行ってしまった」と状況説明を始めた。広州に行ってしまった、って、飛行機の迷子かぁ?

続けて東方航空職員嬢。「上海航空の上海行きの飛行機は深センにいる。急ぐ人はいったん外に出て、チケットを変更する手続きをとるように」

搭乗を待っていた人たちが一斉に駆け出す。早い。。。僕はというと、変更手続きが面倒だという意識があり、ゆっくりと人々の後をついていった。


to be continued......
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2009年07月20日

W香港とオカマツアー

週末、広州で1泊暇になり、いつもならマカオへいっちゃうところだが、たまたまスターウッドホテルズの週末タダ宿泊権があるので、それを使ってW香港に泊ってみることにした。

週末タダ宿泊権利用の場合はインターネットで予約をできない。日本の予約センターに電話をすると、週末はやっていないとのこと。で、シンガポールの予約センターに電話をする。

「お泊りは2人ですね?」
「いえ1人ですけど」

なんで2人で泊るのが当然みたいに聞かれるんだ?リゾートじゃあるまいし、1人で泊って何が悪い!

と少々カチンと来たが、実はこのホテル、あまり1人で泊るようなホテルではないのであった。

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斬新なデザインのエレベーターホールと部屋の壁


年初にソウルで泊って以来2度めのW宿泊である。Wは「ブティックホテル」というか、高級ラブホテルっていうか、内装が相当に奇抜であるのが特徴。ソウルは部屋の中がマッカッカだった。そしてW香港も、写真のとおり、各所に斬新な内装が施されている。たしかにこんな部屋にビジネスで泊るやつはそうはいない。

客室内の各家電の操作が何とも難しかった。どうすればテレビがつくのか、DVDの蓋を開けられるのか、iPodを聞くことができるのか。いちいちわからない。電燈等のボタン操作もやっかい。どのボタンを押せば部屋の灯りが消えるのか、カーテンが開くのか、エアコンを切ることができるのか、等々。

予約したのは、「ワンダフル」キングの部屋で、無料アップグレードしてくれたのが「ファンタステッィク」ルーム。ちなみにホテルで一番いい部屋は「エクストリィームWOW」ルームなのだそうだ。わかりやすいような、ものすごくわかりにくいような。。。

ロビーが6階にあり、客室は7〜38階にあるが、スポーツジムはなんと73階にあり、スイミングプールはさらに上の76階。プール脇には露天ジャグジーがあり、香港の摩天楼を一望できる言わば天空のジャグジー。

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リビング&ベッドルーム。海を見下ろす


ところで、このプール、曇天のためか利用者が僕以外には男2人しかいなかったのだけれども、この2人、泳ぐでもなく、ビキニの水着でプールサイドでず〜っと寝そべって、何やら仲よさげに話し続けている。

キモチわるい。

襲われてはたまらないので早々にプールを退散することとし、そのさいに登記されていた名前を見ると日本人の名であった。

73階にはサウナ、スチームサウナ、ジャグジー、シャワーの施設がある。ロッカールームで服を脱ぎ、バスルームへ入っていくと、男が1人ジャグジーの縁に座り足だけを湯につけ日本語の雑誌を読んでいた。なんだかジャグジーに入りづらく、サウナへ直行したら、フルチ●で仰向けになって寝ている男がいた。サウナでありながらも背中に悪寒を感じるためか、なかなか汗が出てこず、フルチ●男に遅れること数分してからサウナをでた。

目を疑った。ジャグジーの中に黒ずんだ桃がポッコリと浮いているのである。よくよくみれば、先ほどの雑誌男が泳いでいるのであった。。。

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天空のジャグジー&プール


恐れおののき、もはやジャグジーに入るのは諦め、シャワーの個室に入って扉を閉めた。

シャワーを終わりロッカールームへ行くと、フルチ●男と黒桃尻男が、裸のままで何やら楽しく談笑している。僕は彼らの視線を気にしながらも、急いで服を着てその場を後にした。

プールサイドの2人とバスルームの2人、いずれも日本人である。通常カップルしか泊まらないようなブテッィクホテルにて。なんなんだ?連休を利用したゲイの香港ツアーか?

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NYのblissスパのアジア初上陸がココだそうだ。部屋のシャンプー類もbliss製
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2009年04月06日

マズイ店

先週、誰の役にもならない話を書いてしまい、ものすごぉく、深ぁく、心から反省したので、今週は心を入れなおすことにしよう……と思ったけれども、やっぱり誰の役にもならない話を続く。


先週の駄作映画の話に続いて、今週はマズイ飯屋のお話。

僕の人生、ほとんど外食だし、あちこち移動しているため、マズイ飯屋にあたる機会は比較的多いほうだと思う。

最近の経験の中で最もまずかった店は、(刺されたくないのではっきりとは書けないけれども)広州の中信広場内の某日本料理店。豚の照り焼き丼かなんかを頼んだのだけれども、ドンブリを上から見ると、肉の面積より白飯の部分の面積のほうが広く、白飯の部分の4分の1くらいのところにタレが筋状にかけられており、もう見た目からしてマズそう。肉はかたくて、冷たくて、あまいだけ。付け合わせで小皿が3つ付いてきたが、うち一つは、他の客のすきやきの残りものかと思うような冷めたしらたき。

これまで人とは極力衝突しないように生きてきたので、「マズイ」などとはいえず、少し箸をつけただけでマイタンをすることをせめてもの抗議とし、1階のマクドナルドへ直行した。

後日、広州の日本人駐在員の宴会でこの話をしたところ、「それはあなた、上海の基準をもちこんじゃいけない。あの店は広州の中ではおいしいほうですよ」と言われてしまった。広州の日本人の食生活がしのばれて、思わず涙がこぼれた。

その宴席で、「香港空港の味千ラーメンもいただけないですよねぇ」と言ったら、その宴席出席者全員より強い非難を浴びた。彼らにとっては、香港空港に行ったら必ず食べようと思うほどの高評価なのだそうだ。まあ、味は好みの問題だとしても、スープが必ず少々ぬるい状態で出てくるのはどう考えてもおかしいと思うのだけど。この話を聞いた晩僕は、広州駐在員の苦労を思い、涙で枕を濡らした。

ちなみに彼らが思う広州で最もまずい日本料理店は、天河地区にある、あの往年の、松田聖子と並び賞された、少女●を歌ったアイドル歌手のような名前の店だそうだ(串刺しにされたくないのではっきりとは書けない)。自分の文章により説得力をもたせるためにも是非一度いってみなくちゃいけない。

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自由が丘南口並木通りの桜は今日が満会


上海では、日本料理に関しては、極端にまずいと思う店はあまりない。中山公園あたりで腐った豆腐を出され、腐っている、と主張しても、そもそも豆腐は腐っているなんていいわけをされて腹がたったことはあるけれども、この店にしたって、味全般が悪いわけではなかった。

ただ、西洋料理ではちょくちょくマズイ料理に出会う。

中でもひどいと思ったのが、某、外灘近くの欧米系5つ星ホテルのイタリアンレストラン。まあ、欧米系5つ星ホテルだからサービスは、少なくとも表面的には、いい。しかし、注文してから料理が出てくるまでひどく待たされるし、冷めたパスタは味がなくて喉にひっかかるし。。。

ところで話は変わるが、飯屋といえば僕が前々から不思議に思っていることがある。中華料理店で、注文した料理がいつまでたっても出てこず、たまらず店員に催促すると、すぐに料理が出てくる。それもおそらく90%くらいの確率で。なぜなんだろう。


などと、1週間ネタを温めて書いている割には、またもや誰の役にもたたないしょうもない話を書いてしまったと、すごく反省している。今のところは。

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2009年02月07日

苦労のかいあって@広州

広州IN

このブログでも何度か書いたけれども、昨年僕は、スターウッドホテルズのプラチナステイタスが欲しくてがんばっていた。ウェスティン、シェラトン、セントレジス、メリディアンなどスターウッド系列のホテルに年間25回以上泊まればプラチナをもらえる。そうすると、その時に空いている最高の部屋へのアップグレード、レイトチェックアウト16時、通常は有料の施設(ジム・プール等)の無料使用等の恩恵を得られる。昨年は、同じ都市に連泊する場合でもスターウッド系列のホテルをハシゴしたりして結構無理してガンバッタのであった。

苦労の末のプラチナスタイタスを得てから初めての広州ウェスティン泊。予約したのは最安料金の部屋だけどもスウィートにアップグレードしてくれた。その上この部屋、マッサージチェアが置いてある。まあ、あってもなくても、どうでもいいようなものではあるけれども。。。

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思わず使ってしまった。腰が痛くなった。


posted by osono at 00:00 | 華南(広州、香港、マカオ等)