2016年03月18日

靖西→南寧(今年開通したばかりの)鉄道車中

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靖西→南寧(今年開通したばかりの)鉄道車中。さっきから何度もモノ売りのおばちゃんがやってきて長々と商品説明をしていく。最初は髭剃り、さっきはオモチャ、今度は電動歯ブラシを売りにきた。制服着てるので鉄道職員のようだ。久々の硬座はなかなかおもろい。
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2016年03月17日

結構すごい景色@広西靖西旧州

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結構すごい景色@広西靖西旧州
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2014年09月07日

広州から武漢への高鉄

広州から武漢へ。

image.jpgこの区間の移動は二度目で、前回も今回もCRH(高速鉄路(高鉄)、日本語でいうなら「新幹線」)を使用した。なんだか先月、中国国内線飛行機の遅れがひどかったようだし、飛行機で事故があればまず死ぬけど、鉄道なら乗客全員は死なないだろう、という発想で中国国内移動は極力鉄道を使いたい、と思っている。

時速300kmで疾走し、所要時間は僅か4時間ほど。ちなみに料金は特別座で878.5元。

image.jpg特別座というのは、先頭もしくは最後尾の車両の端っこ部分を仕切って、そこに1列&2列計3列の座席を配した席。1人掛けシートに座れば知らない人と同席になる不快感はないし、一般席とはガラスの壁で仕切られているのでとっても静か。それでいて一等席との価格差は僅か(一等は738.5元で10%強しか変わらない。ちなみにシェルフラットシートの商務座なら料金は一等のほぼ2倍になる)でお得だと思う。

なお、難点がひとつあって、起点及び終点の駅が街の中心から遠いこと。前回乗った時は確か広州東站から出て漢口站に着いた。広州東站はビジネス街の天河地区に位置しているし漢口站も武漢市の漢口エリアの中央近くにある。ところが今回は広州南站から出て武漢站に着いた。いずれも街の中心から渋滞がなくても30分程かかる。







2014年04月24日

マカオの大発展から東京カジノ解禁問題を考えると

今回一年ぶりにマカオに来て驚いたのは、まずは人の多さ。一年前よりも観光客がずいぶんと増えたような気がする。ベネチアンのカジノ・フロアの中央からショッピング・フロアへ上がる長いエスカレーターなどは朝のラッシュアワーの新宿駅のようだった。中国の景気が悪いってのは嘘なんじゃないか、今後景気がよくなってきたらいったいどうなってしまうのだろうか、ラスベガス・サンズの株を急いで買うべきなんじゃないか、などと考えてしまった。

image.jpgそれからカジノのミニマム・ベット(各ゲーム・テーブルごとに決められた最低賭け金)がインフレしていること。ミニマム・ベットはいまや500香港ドルの時代になってしまった。300香港ドルというテーブルもあるにはあったけれども非常に数が限られていた。500香港ドルといえば6500円程度。マカオにウィンができたころ(2006年)はミニマム・ベット50香港ドルというテーブルもあったし、そのあとしばらくは100香港ドルだったのに、それがここ数年で200香港ドルになり、300香港ドルになり、ついには500香港ドルになってしまった。8年間で10倍!それにもかかわらずカジノは大盛況。

日本でもカジノ解禁がいよいよ実現しそうな雰囲気である。

しかし東京にカジノができても、その売上げはおそらくマカオに遠く及ばないんじゃないだろうか。僕自身カジノはきらいなほうじゃないし、カジノ解禁には賛成なのだけれども、検討のための事業予想が適切になされているのだろうか、と少々心配ではある。

東京でのミニマム・ベットの最少額は1000円というところだろう。マカオでの現状500香港ドルと比べれば約6分の1。つまりミニマム・ベットが最少のテーブルからの売上げは6分の1程度となる。

世界中どこのカジノへ行っても中国人であふれている。やはり中国人は賭け事が大好きなんである。日本人は少なくとも中国人に比べればつつましいもんである。東京にカジノが作られても、日本人の入場には入場料が課されることになりそうだということもあり、マカオのように自国民で溢れるなどということにはならないだろう。

中国人観光客に期待せねばならないけれども、マカオのように中国人が挙ってやってくるなんてことは考えられない。東京は遠いし、飛行機代がかかるし、言葉も通じないし。2013年の日本への中国人観光客数は70万人。日中関係が改善して、今後それが大幅に増えて10倍になったとしても、マカオへの年間観光客数の数千万人は遥かに遠い。

マカオのカジノでは奥まった個室で一回の賭け金が数百万円なんてゲームが平気で行われている。それらVIPルームでの売上げが全カジノ収入の70%程度を占めるのだとか。そうした高額ゲームが行われる理由のひとつには人民元を外貨に転換するということもあるようだ。いわゆるジャンケット・サービス(ホテルやカジノとは別の仲介人が種々のVIPサービスを提供するプログラム)を利用すれば大量の香港ドルチップを人民元で手に入れることができるようで、その仕組みがマネーロンダリングや、単に外貨交換枠を超えて両替したい人たちに使われているのだという。日本のカジノにはむろんそんなニーズはない。







2014年04月22日

ティファニー。日本で買うか、マカオで買うか、アメリカで買うか?

男という稼業をやっていると一生のうちに何度かそこそこ高額な贈物をしなくてはならない時がやってくる。実は今年はそんな節目の年に当たっている。

なにを買おうかとずいぶん前から悩んでいたのだけれども、失敗したくないので、結局本人になにが欲しいか訊いてみた。

image.jpg指定されたのはティファニーのとあるもの。

ティファニーの日本サイトに価格が載っていた。A円である。

ちなみにアメリカではいくらなのだろうと思い、日本語サイトの.co.jp を.comに変えてみると、bドル。為替レートを102円とすればB円。B÷A=0.69 。なんと日本で買うよりアメリカで買ったほうが31%も安い。

この差を知るとさすがに日本で買いたくなくなる。たまたま7月にアメリカにいく予定があるのでその時に買ったほうがいいんじゃないか、と思った。

ただそれでは節目の年の節目の日を過ぎてしまう、という問題があった。

そこで、節目の日の一週間前に広東省にいく用があるのでマカオでの値段をみて、それで納得できなければアメリカで買うことにした。

ベネチアンで訊いた価格はcマカオパタカ。日本円でいえばC円。C÷A=0.79 。つまり日本で買うよりマカオで買った方が21%安い。

B÷C=0.88 つまりマカオでの価格よりアメリカでの価格のほうが12%安いけれども、税金分が考慮されていない。例えばカルフォルニアで購入する場合の税金分を勘案すると、マカオとの価格差はわずかに5%ほどとなる(カルフォルニアで買った方が5%ほど安い)。

結局マカオで買うことにした。

それにしてもこの価格差、どう説明がなされるのだろう。数十年前ならまだわかるけれども、これだけグローバリゼーションが進んだ現代、どういうことなのか。数十万円以上の買い物をするなら飛行機に乗ってハワイあたりに行って買ったほうが安く買えることになる。国際貿易論ではなく、行動経済学で説明しなくてはならないのだろうな。

ちなみに円が80円代だった時はいったいいくらだったのだろう。当時と今とで価格が変わっていないとすれば、当時日本での価格はアメリカでの2倍近かったことになる。円安進行に伴い価格が調整されているとすれば、日本での価格は1年半で25%ほども高くなったことになる。

う〜む。

追記:香港空港で値段を調べてみたら1%ほど香港で買ったほうが安かったみたいだ。ただおそらく1000ドル未満の端数の処理の関係で生じる差違ではないかな。悔しいけれどもやむを得ないか。







2013年03月12日

マカオ入国でのできごと

(実は3月10日の記事には続きがあって……)


拱北口岸の建物に入ると人があふれている。並んでみたけれども、ちっとも列は進まない。

(このまま待っていれば1時間近くかかるに違いない)

そう思い、拱北口岸を離れてタクシーに乗った。別の口岸を通ったほうがましだろう、と思ったのである。

タクシーに乗ること15分。湾仔口岸に着く。料金は20元。

ガラガラだった。

列の前には2人だけ。簡単に出国手続きを済ませ、連絡船の待合室へ。20分ほど待ってマカオ行きの船に乗り込む。そしてわずか5分ほどで連絡船は対岸に着岸した。運賃25元。

船に乗っていた人だけが入国するので、到着直前に下船口あたりに移動し、下船後はさっさと歩けばほとんど並ばずに入国審査を受けることができる。

で、マカオの入国審査。

パラパラとパスポートをめくっていた男性審査官の手がふととまったと思うと、おもむろに立ち上がってその上司と思われる女性を呼んだ。

女性審査官がパスポートを見ながら言った。
「滞在期間は?」
「明日ですけど」
女性審査官は一瞬考えてから
「明日ではだめね。今日中に出国しなさい」

どうやらパスポートの有効期限があと1カ月しかないことが問題らしい。今日は3月10日。有効期限は4月9日である。

従うしかない。しぶしぶながらも今日中に出国することを約束し入国審査場を抜けた。

(しょうがない。夕飯だけでも食べて、夜の深セン行のフェリーで大陸に戻るか)
と思いつつ、ホテルへ向かった。既に予約しており、キャンセル期限を過ぎているので泊まらなくてもカネがかかる。数時間しか滞在できないけれどもチェックインすることにした。

ホテルへ向かうシャトルバスの中でパスポートに押された入国スタンプを改めて見てみた。

「あれ?」

手書きで3月11日、すなわち明日まで滞在できると書いてある。

上司と思われる女性審査官は確かに今日中に出国しろと言っていた。しかし部下の男性審査官は明日の日付をパスポートに書き込んだ。

ホテルの部屋に入ってからマカオ入国のルールを検索すると、パスポート残存期間は滞在予定日数プラス30日必要、というのを見つけた。パスポートの期限の4月9日を含めて30日遡ると3月11日となる。つまりネットで見つけたルールがー正しいのであれば、僕の滞在予定は明日まででも問題がないということになる。

それで結局、チェックアウトは明日にすることにした。



結論から言ってしまえばマカオ出国も大陸入国もなんら問題がなかった。それどころか、いつになくスムーズだった。

女性審査官の単なるイジワルだったに違いない。

しかし、入出国というのは何もなくても緊張するもの。脛に傷のある身の場合の緊張感は、最近ではアルゴ、古くはサウンド・オブ・ミュージックでも描かれているとおり、むちゃくちゃ大きい。

戦争映画かスパイ映画の主人公のような気分で国境を越えた。

2013年03月10日

広州ー珠海

(中国国内の移動についての話ばかりのような気もするのだけど……)

広州から珠海までの鉄道が、珠海拱北站の開業によりグッと便利になったというので利用してみた。

結論から言ってしまうと、使い勝手はあまりよくなかった。

まず、始発駅である広州南站が市中心部から遠すぎる。地下鉄がつながっているが天河のホテルを出てから駅につくまでにちょうど一時間かかった。地下鉄は、途中まではひどく混んでいたし、座れてからもステンレス製の座席に長く座っていると尻が痛く、なんどももじもじと尻の位置を動かさねばならなかった。

ようやく着いた広州南站は巨大で、そのうえチケット売り場が遠く、歩き疲れてしまった。

広州ー珠海間の高鉄は結構混んでおり、15分後に出る列車は席の空きがなく、座りたいのなら、その次の1時間15分後の列車でなければダメとのことだった。そんなに待つのはいやなので、「無座」と書かれた切符を70元で買った。

約1時間20分、立ちっぱなしは結構しんどかった。そのうえ停車駅が多く、駅に着くたびに人の邪魔にならないよう動かねばならず、とっても疲れた。

拱北站がまたデカく、口岸まで歩くのが大変だった。

結局広州のホテルを出てから珠海のボーダーまで3時間かかった。

以前はいつも広州の事務所が入る花園酒店から出るバスを利用したのだが、所要時間は3時間強だった。横3列の快適なバスである。

明らかにバス利用の方が楽。

2012年12月16日

ドコモに猛省を促したい

ついていない日とはあるもので。。。

(1)香港でランチの約束があるため、朝9時50分広州東駅発香港行きの鉄道に乗ろうと思った。で、東駅には出発30分前には着いたのだが、9時50分発はいっぱいで、12時過ぎの列車でないと空きがないとのこと。でもそれではランチの約束に間に合わない。しかたなく深圳行きの列車に乗る。

(2)香港直行の列車はチンタラチンタラ走り、 深圳行きは時速200km超で走る高速鉄道なので、直行列車に乗るよりもむしろ早く香港に着くだろうと思っていた。しかし、羅湖の国境越えが今までにない混み方であった。国境を越えた時には直行列車に乗ってダウンタウンに着いているはずの時間を既に16分超過していた。

(3)待ち合わせ時間に間に合わないので電話で連絡をしようと思いドコモ携帯を取り出すものの圏外である。キャリアの捜索をしても、再起動しても、揺すっても、叩いても電波を拾わない。しょうがないので、相手は見てくれない可能性が高いがipadでメールを送ることにするが、こちらは電波バリバリである。つまり、AUは快調でドコモは使い物にならず。ipadで検索するとドコモ携帯が香港でつながらず困ったという不平が他にも見られた。海外で使えるはずの携帯が使えないというのは本当に困っちゃうのだ。ドコモさんには、海外でもつながる、と宣伝せずに、海外ではつながらないこともある、という注意喚起を行うことをお願いしたい。

2012年12月15日

広州着

広州についた。

暖かくて驚いた。

冬の広州って、こんなに暖かかったかなぁ。

ヒートテックを着たのは失敗だった。

今日の泊まりは、天河のウェスティン。

ターミナルの中を歩いていると地下鉄の表示が出ているのに気づいた。

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そういえば空港から市内まで地下鉄が通じているんだった。

地下鉄乗り場までは少し遠かったが、なんと、ホテルのある天河まで一本で行けるじゃないの。

べんりだぁ。



と、思ったのだが、ちょっとしんどかった。

乗っていたのは20分くらいだろうか。

尻が痛かった。すごく痛かった。

香港も上海もそうだけど、中国の地下鉄は椅子が硬くて長距離は辛い。

2010年09月02日

香港空港のフェリーターミナル

香港空港では、香港に入国せず、すぐにフェリーに乗って深圳へ。

空港ターミナル内のチケット売り場で売られていたのは、わずか15分後出航の便のチケット。「おいおい間に合うのかよ」と思いつつ、フェリーターミナルへのバス乗り場へ急いだ。しかし、以前バス乗り場へのゲートだったところには「トランジット」と書いてある。そばにいた職員に尋ねるとフェリーターミナルへのゲートの場所は変更されたとのこと。

言われた場所に行ってみると、連絡用シャトルの乗り場だった。シャトルに乗って数分でりっぱなフェリーターミナルに到着。しばらく香港空港からのフェリーを使っていなかったが、その間にできあがったらしい。チケット購入からわずか10分後に乗船。すぐに出航となった。

フェリーでは深圳の他、マカオ等にも行くことができる。深センやマカオに空港はなくてもいいくらい便利。
posted by osono at 00:00 | 華南(広州、香港、マカオ等)