2005年06月05日

フレーム屋に感動

疲れた一週間も終り。今日は一日のんびり。

先日T氏より3枚の写真をいただいた。T氏はシカゴで開いた会社で一財産を築き、既にリタイアされ、現在はマウイの別荘で年の半分を過ごしておられる。私も毎年クリスマス前後はマウイで過ごすのだが、T氏には、そこでゴルフをご一緒させていただいたり(毎年腕を上げておられ、ここ数年は完全に歯が立たない)、氏の別荘(海を一望する高台に建つ●億円の豪邸!)のバーベキューに招いていただいたりしている。被写体は、マウイの海やゴルフ場、パイナップル畑など。上海の事務所の自室の殺風景な壁に彩りを加えたく、その写真にフレームをすることにした。

あまりに天気がいいので、まず電池も見つかり復活したカメラをもって外灘へ撮影に。その後茂名南路にフレーム屋を探しにいく。ところが全然ない。確かに以前はここにあったはずなのに全て衣料品店に変わってしまっている。一般コンテンツ主任のK介に電話をしてフレームをしてくれる店のあるところを尋ねたところ、宛平路と肇嘉浜路の交差店あたりに集まっているとのこと。

ありました。ありました。

擁容画廊
宛平南路88号M2座
64870699
(その他にも周辺に数軒ある)

わずか25元!それも2時間待てばやってくれる!!向こうの言い値なので値切ればおそらくまだ安くなる。

さっそく事務所に戻って貼ってみた。なかなか満足。

30_2.jpg
天気がいいので撮りに行ったバンドの写真2


今日もまた聞いて驚いた話を一つ。とある上海人と話をしていたら、木村拓也の新しいドラマ「エンジン」のことを知っているという。誰かにビデオでも送ってもらっているのかと思い、何話まで見たのかを尋ねると、なんと先週の月曜日に放送された内容を知っている。インターネットでダウンロードできるそうなのだ。それも放送された翌日にはもう見られるらしい。ここでURLを書くのは控えるが、帰ってから言われたページを見てみると、エンジン以外にも「恋に落ちたら」「アタックNO1」等々、今放送されているドラマが列挙されており、さらに音楽もダウンロードできる。こうしたものは撲滅に向かっているのか、それとも増殖しているのか。。。
posted by osono at 00:00 | 上海

2005年05月31日

ゴルフで疲れた週末

ゴルフでバタバタした週末だった。

28日は商東戦(一橋OBと東大OBとの対抗戦。東大側は「東商戦」と呼ぶらしい)のため朝5時発。人数のアンバランスもあり(一橋12人、東大4人)一橋の圧勝!

久しぶりのゴルフのためクタクタになり、その夜はBanyan Tree Spaでマッサージ。ここではシンからリラックスできる。もはややみつきだ。

翌29日は、JALさんといっしょに上海エクスプローラーが永久幹事を努める「大学対抗ゴルフ大会」。やはり5時出発とキツイ。その上約240人参加の大大会なので一日作業であり、例年多いに盛り上がる宴会が終了したのは夜9時。

ヘトヘトになったが宴会で何も食べられなかったので慶応代表の I さんにお付き合いいただき、復活を果たした味蔵で遅めの夕食。ちょっとおもしろくないこともあったので、グチなどを聞いていただきながらお好み焼きを食べる。帰宅後は即ダウン。全く覚えていない。

posted by osono at 00:00 | 上海

上海では結構なんでも手に入る

昼はS社のT氏と、うちのコンテンツを活用して行う、ビックビジネスの予感もある、某ビジネスプランの相談(って、全然内容を書けない・・・読者の皆様。訳分からないですよね。すいません)。

夕刻、不動産業で上海に新規参入したPIM社のS氏と事務所で打ち合わせ。「エクスプロア・サーチ住宅・オフィス」は現在、住宅の借り手と貸し手が直接連絡をしあう仕組みとなっているが、不動産物件取引は、貸し手にとって、借り手との連絡・物件の案内・契約等、非常に煩雑であることなどから、基本的には同社が介在する仕組みに変更することを考えている。そのための打ち合わせ。

その後S氏と夕食。上海での古い友人I君による某和食チェーンの3号店(店名は。。。これも書けない事情があるんです。すいません(分かる人には店名も、書けない事情も分かるはず)にて食事。

今日あったちょっとうれしい話。5月17日に書いた、デジタル一眼レフ。子供が欲しかったおもちゃを与えられたかのようにうれしくて、今回滞在中に上海の写真を多数撮ろうと張り切ってもってきたのに、電池を忘れてきてしまった。デジタルカメラは電池がなければタダの金属とガラスの塊である。わざわざ望遠ズームももってきたのに。。。電池を買えないものかと虹橋開発区内で店をいくつか回ったが見当たらない。しかし店で尋ねてみたところ、カメラ自体は中国でも販売されているはずとのこと。そこで徐家匯の美羅城へ。

あった!あった!2階奥にCanonショップがあり、そこで電池も充電器も売っていた。

そこでついでに、私が日本で買ったカメラをいくらで売っているのかを尋ねたところ、日本での価格とほぼ同じであった(日本での価格を先に言ったので、店員も割引率ギリギリの価格を言ったのかもしれないが)。次の帰国時にデジタル一眼を買おうと考えている方。上海で買うのも悪くなさそうである。

25_2.jpg
復活したデジカメにてベランダから撮影。別に意味はないけど。。
posted by osono at 00:00 | 上海

2005年02月24日

久しぶりの上海

久しぶりに上海に戻った。3週間ぶりである。この冬は極力上海にいたくなく、どうしても来なくてはならない用があるまで日本に留まっていた。その理由は至って単純なもので東京の家のほうが快適なのだ。東京の家は床暖房があり、部屋の中では他の暖房なしでもTシャツ一枚。そして家の前の酒屋で手軽な価格だがうまいワインを買って飲み、ハードディスクDVDで出張中に撮りためたドラマなどを見る。一方上海の家の暖房はエアコンで、大して暖かくなりはしないし、何しろひどく乾燥する。「男は女房の料理が美味ければ浮気をしない」と自信をもって唱える人が(特に女性に)いるけれども、まあそれでも浮気をするときはするのが男なのだが、家が快適なら外に誘惑があっても家に戻ってくる誘引にはなるのは確かではある。(実は、単に「東京が快適」ということ以外にも、「上海の魅力が下がった」という要素もあるようなのだけど、そのことについては次回以降に書いてみたい)。

さて上海。空港のターンテーブルで荷物がでてくるのを待っていると「お荷物はターンテーブルから出てまいりますのでお引取りください」という録音アナウンスが聞こえてきた。最近どうも日本語の誤用が気になるようになっていて、まず「お引取りください」。これはやはり「帰ってくれ」というニュアンスで使う言葉のように思う。ただまあ文法的にはおかしくないのでいいとしよう。でも「出てまいります」、これはおかしい。お客の荷物を謙譲してしまってはいけない。

そんなことを思いつつ税関を通過。リニアモーターカーに乗って市内へ。リニアモーターカーについては、「待ち時間や乗換え時間を考えればタクシーで行ったほうが結局早い」とか「二人で乗るとタクシーの方が安くなる」とか、口の悪い人は「いつ大事故になるかわかったものじゃない」なんて言う人も少なくないのだが、僕は極力使うことにしている。何よりもタクシーの運転手の居眠りが怖いのだ。特に朝の便に乗るために市内から空港へ行く時が危ない。ほぼ100%、運転手は窓を開けたり、頭をかいたりなど、眠くなっていることを示す仕草をする。

posted by osono at 00:00 | 上海

2005年01月13日

そごうのティファニー

高級店が並ぶ久光百貨。入り口すぐの左手にティファニーの店がある。その店員いわく上海で唯一の店だそうだ。特に購入の目的があったわけでもないのだが店内をのぞいてみてあることに気づいた。安いものが全くないのだ。ほとんどの商品は石付きのもので、最も安いものでも1万元を超える。

3.jpg
久光百貨(そごう)概観


日本では(というかアメリカでも)、ティファニーには銀製の10万円以下の商品も揃えられており、大学生の頃など、クリスマスの前などによくお世話になったものだ。しかし上海ではそれらを購入することができない。

勝手な想像だが、日本では低価格の商品を女子高生などが買いあさったことからブランドイメージが傷ついたというような反省があり、中国では最高級ブランドとして位置づけを明確にしようとしているのではないだろうか。ティファニーの進出は他のブランドに比べてずいぶんと遅かった印象があるが、これまでの上海ではそうしたブランドイメージ定着のためには尚早であり、ここにきてやっとその機が熟したということなのかもしれない。

ちなみにティファニーの対面にはモンブランの店がある。すくなくとも私はこのように大きなモンブランの店は見たことがなく、品揃えが豊富である。手帳用の小さいボールペンに思わず食指が動いた。
posted by osono at 00:00 | 上海

2005年01月08日

ガーデンホテルに女将を

上海でお客さんとの待ち合わせとなるとオークラガーデンホテルのロビーでとなることが多い。ガーデンに泊まる人が多いし、泊まっていなくても、上海の中心に位置するのでここを起点にどこへいくにも便利だからだ。

先日の待ち合わせの際、空港からのお客さんの到着が遅れ、ロビーで数十分ボーっとしていた。その時思ったのだが、ここに女将(おかみ)がいたらいいんじゃないだろうか。旅館の女将である。


銀行や自動車ディーラーなどには「グリーター」を置いているケースが多い。スタッフの中でも経験が特に豊富なスタッフが入り口で顧客を迎えるシステムである。グリーターがその顧客のニーズにあわせたサービス担当者へつなぐことにより、顧客の満足度を最大限に高める。

旅館のように着物を着た女将が迎え、チェックアウト時も女将が送ればサービス水準の向上に資することはもちろん、他のホテルとの差別化という観点からもいいと思う。ここ数年で上海には欧米系の5つ星ホテルが出揃い、競争もかなり厳しいことと思うが、ここガーデンホテルの強みはなんなのだろうか。もちろん日本人には落ち着く空間だが、欧米人や中国人に対しては、ロビーに派手な吹き抜けがあるわけでもなく、内装がきらきらしているわけでもなく、外灘の夜景も見えず、あまり魅力を感じるホテルではなさそうである。

しかしここにもし女将がいれば、宿泊者は、上海にいながらにして日本を感じることができ、また他のホテルとは異なるキメの細かいサービスを期待できそうだと思うことだろう。
posted by osono at 00:00 | 上海