2005年11月08日

上海に入りました

11月2日、事務所の引越し。引越しでバタバタした上に、いろいろと雑務があって、バタバタバタ。

日曜日はそれにサーバーのダウンが加わって、さらにバタバタバタバタ。

そして月曜日の夜便で上海IN。

今回はわずか3日間(10日まで)の予定。


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自由が丘どみぐら亭のオムライス。日本に帰るとオムライスを食べたいという人、僕だけではないはず


<突然ですが、上海にいる間は上海のレストランをここでちょこちょこ書いていますが、日本にいる間は自由が丘のレストランについて書くことにしました(まあ、基本的に気まぐれで書いているのでいつまで続くか分からないけど)>

写真は洋食屋の「どみぐら亭」(目黒区自由が丘1-26-2・TEL3718-2150)のオムライス。海外に住んでいると「日本に帰ったら、まずは寿司」という人は多いでしょう。僕もそうだけど、オムライスも必須のアイテム。1週間でも日本を離れたら、戻った夜は寿司、次の日のランチはオムライス。オムライスはこの「どみぐら亭」と西小山の「杉山亭」がオススメ。
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2005年10月16日

F1上海GP舞台裏観戦記

足が痛くて歩けないのだけど、3980元もしたチケットを無駄にするのは何とも悲しいので、F1観戦へ。

試合結果などは各種報道をご覧いただき、また今回大会の意義などはうちの事前記事をお読みいただくこととして、ここでは他ではあまりかかれていないことを二つ、三つ。

■まず、ダフ屋の経済学。ダフ屋といえば日本では、正規には売り切れてしまっているようなチケットをプレミアム付きで販売するのが通常だ(と思う)が、上海のダフ屋の売価は、なぜかたいてい正価より安い。今回の場合、いろいろ聞いてみると、例えばB観覧席1880元のチケットが、試合開始約1時間前に500元で売られていたらしい。試合開始後には50元にまで下がったという。

その理由を想像するに、

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F1の撮影は難しい!スタート直前の絵も臨場感なし。


(1)違法行為にかかるコストが低いこと。つまり、

違法の商品の供給価格はそれが違法でない場合に比べて高くなる傾向にある。よく挙げられる例がアメリカ禁酒法時代の酒の価格。日本の売春もその例だ。違法行為を行うことにはコストがあるためだが、これは

 違法行為の期待コスト=違法行為により取締りを受けることのコスト×取り締まりを受ける確率

という式で表すことができる。この「取り締まりを受ける確率」が日本に比べて中国の方がずいぶんと低いのは明らかだろう(実際、F1会場では、すぐそばで保安職員がいる状況の中で多数のダフ屋が商売をしていた。保安職員は度が過ぎた行為は制するものの、おとなしく売買している分には黙認ということらしい)。

(2)仕入れコストが低いこと

これはあくまで想像だが、関係者などで無料や特別価格でチケットをもらった人がごく安い値段で横流しをしているのではないだろうか。日本ではダフ屋が予め正規の価格で購入しているとすれば、利益を上げるためにはどうしても正価以上で販売する必要がある。しかし上海では、もしタダで手に入れているのであれば、いくらで売ってもかまわない。

また、F1に関しては、金曜日、予選の土曜日にダフ屋たちは基本的にチケットの購入側なのだそうだ。つまり、3日間通しのチケットを購入したものの本戦の行われる日曜日に都合で行かれなくなってしまっている人たちが多数いる。そういう人たちからチケットを安く仕入れ、日曜日に販売する。F1チケットはキャンセル払い戻しができないので、ある意味では社会的役割を担っているとも言える。

そしてもう一つ、仕入れコストを引き下げる方法がある。これはかなり悪質だが、ダフ屋が一般の人からチケットを買い取る際、ニセ札で支払いをすることが少なくないようだ。蛇の道は蛇というべきか、餅は餅屋というべきか(ちょっと用法が違うかな?)、ニセ札も、ニセ札製造業者などからなんらか安く仕入れていたりするのかもしれない。

中国のほうがマーケティングにかかるコストも仕入れにかかるコストも低く、その分供給曲線が下方シフトし、ダフ屋の売買価格も下がっている。

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素人がピットを撮影すると車を寄ってたかって壊してるように見えたりもする


■次に、帰りの交通のこと。うちのサイト掲載の記事には、主催者側はそんなに悪くなかったと発表したと書かれている。しかしどうなんだろう。僕には決してそうは思えなかった。終了したのが16時頃。その後同じバスに同上する人が来るのを待ち、出発したのが17時ちょうど。既に駐車場内はほとんど車がいなくなっており、広い広い駐車場出口あたりまでは順調に行くことができた。しかしそこからが大渋滞である。高速道路に乗るまでも、高速道路の上も渋滞で、花園飯店までの道のり、本来なら40分程度のところを2時間以上もかかってしまった。上記記事には「17時ごろにはほぼシャトルバスに並ぶ観客の数は列の最後尾が把握できる状態だったようだ」とあるが、まあ試合終了後1時間たっても長蛇の列があったわけで、最後尾の人はいったい何時に上海市内に戻れたのだろう。さらなる対策が絶対望まれる(さもなきゃ、来年は行きたくないゾ)

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クラッシュし歩いて戻るMシューマッハ。皇帝の座を降りた寂しさを感じる


■弊社のバスツアーのこと。弊社が企画し、上海華夏国際旅行社主催で行ったF1観戦ツアーに多数のかたに参加いただいた。そのオペレーションがちゃんとうまくいっているかもみたくて、日曜日は自分自身でそのバスに乗ってみたのだが、どうもお客さんの予定変更が多く(朝昼の2便があり、かつ出発地が2箇所あるのだが、利用希望にずいぶんと変動があったらしい)、かなり混乱していたようだ。僕は客ではないので、調整の対象となってしまった。金曜日の時点では12時15分に古北新区から乗るように言われていたのに、当日朝に花園飯店11時に変更してくれと連絡があり、その1時間後には本来古北発のお客さんが花園飯店発に希望変更したので席がなくなったと言われた。一応「タクシーで行ってもいいけど足が悪くて長距離を歩けないのだけど」と伝えたところ、11時15分前に電話が来て「ガイドを立たせるので花園飯店発に乗れる」とのこと。しかし家から花園飯店へは20分はかかり間に合わない。結局行きはタクシーで行くこととなった。

調整に苦労をし、広い会場を走りまわっていたガイドの女性にはご苦労さまと声をかけてあげたいけれど、こんなにバタバタやっていたんでは、お客さんに迷惑をかけていないかと心配ではある。一部のお客さんの要望に応えようとして、かえってそれが他のお客さんの不満につながっているかもしれない。

来年は、本年の反省点を活かして、よりよいツアーを作ろなくては。帰りの時間があまりに長いのに、バスの座席の前後の幅が狭かったのも辛かった。改善しなくてはならない。

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レースクィーンの帰宅


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2005年09月09日

誠のうまい刺身を食いながら年末コンペの熱いディスカッション

朝一番に銀涛ゴルフクラブへ。芝のコンディションがよくなく、また未だに貧相な仮クラブハウスを使用していることもあり、なんだかパブリックコースのような雰囲気だった。ここは上海市中心から一番近いゴルフ場だし(虹橋開発区から車で20分ほど)、コースレイアウトも悪くないだけになんだかもったいない。



11時過ぎにはラウンドを終わり、いったん帰宅。さすがにこれだけ集中的にゴルフをするとグッタリ。食事に行く元気もなく、8月18日にお会いしたE社O社長にお土産としていただいたそうめんがあったのでそれを作って食べる。そうめんのみならず、ストレートのタレ、刻みネギ、刻みノリ、生わさびまでいっしょにいただいたので、完璧なそうめんを楽しむことができた。



O社長、その気配りに今頃になって感動しました。本当にありがとうございます!

午後から事務所に出て、東和旅行企画社さんとのミィーティングおよびソフトバンクのHさんとミィーティング。ソフトバンクHさんとは本来3時の約束だったのだけれども、到着されたのは4時過ぎだった。浦東から浦西へのトンネルが大渋滞だったそうだ。このトンネルの渋滞は実際ひどすぎる。



Hさん、わざわざお越しいただき、申し訳ございませんでした。

夜は誠にて、全日空のTさん、上海ゴルフクラブのY支配人とSHEXのK首席と年末の都道府県対抗ゴルフコンペの打ち合わせ。このコンペは、従来上海ゴルフクラブが主催してきたものを、昨年よりANAとSHEXも共催させてもらっている。うまい刺身を食べながら(昨年のこのコンペの幹事会以来だったけど、やはり誠さんの料理はいいですね)、参加者数の拡大(昨年は160人に制限し、参加をかなりお断りしたので今年は若干拡大)、使用ティーの変更(昨年はホワイト、本年はブルーティ使用)等昨年からの改善点や各社の役割分担などを、ちょっと熱くディスカッションしながら決定。


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2005年09月08日

ガラガラなレストランも時には悪くない

今日は、足裏マッサージを受けながらこれを書いている。ちょっとぜいたくな気分。



朝から上海日本商工クラブのS事務局長と「電気・電子部会就職説明会」についての打ち合わせ。この説明会は商工クラブ電気・電子部会会員企業が共同して上海の大学卒等の高級人材に対しウェブを通じて求人を行い、各社書類審査の後に一同に会して就職説明会を行うというもの。昨年末第一回が行われ、上海のみならず日本のマスコミ(NHKと日経だったかな)も採り上げるなど大いに盛り上がり、各社は倍率10倍?の中から優秀な人材を集めることができた。

そのあと香港や中国のゴルフ会員権売買をてがけるサンディアのKさんとトムソンのクラブハウスで打ち合わせ。打ち合わせは30分ほどだったが、わざわざゴルフ場まで来て30分の打ち合わせだけして帰るのではばかばかしいのでラウンドする。久しぶりにこのコースで回って思ったのは、ずいぶんと木が増えて難しくなったということ。以前はどちらかというと簡単なコースの部類だったけど、今はティーショットを少し曲げると、セカンドショットで木がじゃまになりグリーンを狙えなくなってしまうようになった。

夜は金茂大廈の5階(正確には金茂大廈の横の建物)に入るフレンチレストランLa Tourにて。僕らが店に入った時は他に客が一人もいなかった。空きすぎている店に入るのはなんとも不安なものだが、こうしたしっかりしてた店ならば、むしろ店と従業員を独り占めしているような快感が芽生えてくる。ソムリエが勧めてくれた食前のシャンパンも各料理もデザートも満足。大きなガラス張りの店で目の前には匯豊大廈やそれに並ぶ摩天楼の夜景が広がる。ちょっと量が多すぎて食べ切れなかった。

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ランチタイムは58元〜とカジュアルなレストランとなるようだ
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2005年08月23日

在上海の日本人はまだ増え続けています

22日、「シェックスガール」??との楽しい面接の後、事務所でスーパーフィクサーTさんおよびJTBのTさん、ネクストフォーカスのAさんと、とある新企画立ち上げのためのブレイン・ストーミング。JTBさんが重い腰を上げてくれるかがキィーとなりそうだけれども、うまくいけばなかなか大きな企画になりそう。楽しみ、楽しみ。

その後4人でSwing Music Cafeのビアガーデンへ。なんだか先週くらいまでは夜でも暑すぎるのが問題だったみたいだけれど、この日は適度に涼しく快適だった。スーパーフィクサーTさんと昨今の政治情勢についてディスカッションしたりなどしながらビールをしこたま飲み、その後もう1軒よってから帰宅。

翌23日昼、上海商工クラブゴルフコンペの幹事会に出席。今回は申込者が最終締め切り日の2日前の時点で定員の300人を上回ってしまった。本コンペは春夏年2回の開催だが、前回をかなり上回る勢いだ。上海駐在日本人の数は、昨今の政治状況にも関わらず、まだまだ増え続けているようだ。

午後の便で東京へ。パソコンの調子が悪かったこともあり、今回の上海滞在中に異常に仕事がたまってしまった。たいへんだ〜
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2005年07月18日

秘密の逢引は大公館で

中国駐在のかたは忘れているでしょうけれども、今日は海の日。上海滞在中に日本の祭日を迎えるとなんだか損をした気分。。。

そんな損な気分を少しでも取り返すために午前中は家で執務した。でも、平日に家にいてもなんだか落ち着けない。こんなことなら事務所に出たほうがましだったような。

午後一番は北京の新紀元(JTBの北京現法)のAさんとミィーティング。そういえば最近、旅行会社関連のかたとのミィーティングが多い。明後日も打合せがあるし。

夕刻から月例コンテンツミィーティング。その後コンテンツミィーティング参加メンバー4人で、一般コンテンツ主任のK介に最近めでたいことがあったので、それを祝う夕食会へ。

「六月黄」(成長しきっていない上海蟹。詳細はTゾウの遅れ気味のブログに掲載されるので(おそらく)そちらを参照のこと)を食べようということになり、虹橋上海城6階の順風大酒店へ。店がバカでかく、しょっちゅう結婚披露宴をやっているとういう点で、7月17日に書いた来天華と同様なんとなく好きではなかったのだけれども、その「なんとなく」の感情に従うべきだった。22時閉店なのに、閉店30分前には客のいない場所から天井の電灯を消し始めるし、食後に空になった湯のみを指差しお茶を足すように頼むと、その頼んだ本人にしか注がないし、肝心な六月黄はえらく小さいし、英語で「Mango Pudding」と書かれているものが実はブルーベリーババロアだったりするし(以前書いたように、私はプリンにはちょっとうるさいのだ。こういうミスは許せん)。
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これは蟹料理か?餅料理か?


その後4人で、東湖賓館の大公館へ。歴史ある建物を活かしたバーで、えらく空いていたので、落ち着いて飲み語らうことができた。雰囲気はいいし、知り合いに会うリスクも低いので、秘密の逢引(逢引は秘密に決まっている?)の予定のあるかたにもお勧め。

◆大公館
淮海中路1110号
(021)64157777

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歌と演奏も適度な音量なので落ち着いて会話をすることができる
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2005年07月17日

カレー屋の浜ちゃん、結構いけます

上海着後なんだかバタバタしていてこれを書く時間がなく、日曜日になってしまいました。さてどこまで遡っておこうかしらん。といっても古い記憶はあいまいだし、あまり遡るのも骨が折れるので。。。


ということで金曜日から。

午前中、総領事館で打ち合わせ。インターネットを使った在留邦人保護の各種方策について打ち合わせ。久しぶり(1年ぶり?)に総領事館に行き、私が領事館にいた頃からの顔見知りのローカルスタッフを数人みかけ、しばし歓談。古い中国人の知り合いに会った時に受ける歓待はいつもながら気持ちがいいね。

午後は事務所で上海華夏国際旅行社の殷さんと、日本発の企画手配旅行などについて打ち合わせ。このサイトでオーダーメイドの旅行申し込みを受け付け、うちと殷さんのところで企画・手配を行うというもので、これも先ごろ旅行業ライセンスを取得したことから可能となったもの。その他、上海発日帰りツアーの強化等についてもいろいろ決めた。上海に着任したての人を対象として、各種手続きや日常雑貨の買い物などを行う日帰りツアーを導入しようと思う。

その夜はK首席代表と9時頃から夕食。残業で疲れたので近場で済まそうということになり事務所から徒歩3分ほどの万都商城へ。私は、上海に来てから連夜日本人との打ち合わせで日本食が続いているので中華がいいと主張。一方K首席は、昨日一時帰国から戻ったばかりなのに中華は避けたいという。結局私が押し切って中華に決定。次に店の選択でまた意見が分かれる。万都中心には2階の「致真酒家」と4階の「来天華」と二つの店があるが、K首席は2階の店があまり好きではなく、4階の店は行ったことがないらしい。一方私は、2階の店は行ったことがないが、4階の来天華は、行くたびに結婚披露宴をやっていて、えらく店内がうるさいので嫌悪感が強い。結局再び私が押し切って致真酒家へ(まあK首席はどちらでもいいと思っていたのだろうけれども)。

店は、中華グルメのK首席が好きではないというので、行く前にはちょっと不安があったが、内装がきれいで味も悪くなく、何より、虹橋エリアにはこうしたきれいな中華レストランが意外に少ないので今後も使えそうである。

土曜日は上海ゴルフクラブにて「大学対抗ゴルフコンペ幹事打ち上げコンペ」。つまりコンペのためのコンペというちょっと妙なコンペに参加。私がいないところでは「親睦なので競技はせず、楽しくやりましょう」ということになっていたのだそうだけれども、スタートホールのティーグラウンドで私より「いや〜、それでは『コンペ』じゃないでしょう。オネストジョンでもやりましょうよ」と提案。皆さんに、しぶしぶだったかもしれないけれども賛同していただき、その場で隠しホール数を4つに決め、参加者全員の申告スコアを聴取した。

何はともあれ暑い日で(おそらく摂氏35度は超えていた)、親睦的雰囲気も最初の数ホールのみ。後は黙々と歩を進めるのがやっとという状態。「人類以外に、いやゴルファーという特殊人種の人類以外に、この暑いのに単なる遊びのために何キロも動き回る生物がいるのだろうか」などと考えつつ、何とか18ホールの灼熱地獄を制覇し無事生還。

上がってからクラブハウス内レストランでスコアを計算してみたところ、なんと自分が優勝しており、それも申告スコア(83)どおりの“ピッタリ賞”になっている。ピッタリの場合は一位が賞を総獲り(ピッタリ以外の場合は三位まで分配がある)と決めてあったので、皆さんを競技に無理やり引きずりこんだ手前もあり、ちょっと気まずいような恥ずかしいような。

H大先輩の車に乗せていただいての帰り道、とんかつ屋の「浜ちゃん」が新しくカレーの専門店を開いたということが話題となり、ちょっと行ってみようかということになった。

12時近い遅いスタートだったので、打ち上げが17時頃となり中途半端な時間に食べていたので、夕食をカレーで軽く済まそうということになった。

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シンプルな内装と狭い店舗はオーナーのポリシーか?


上海商城の裏、というので、なかなか便利そうな場所と思ったけれども、実際に行ってみると、細く、置いてある自転車が道を一層細くしている、ちょっとだけ異臭もある路地を入っていかなくてはならない。

ただ、こんな路地も「上海らしい」と楽しみながら入っていこう。そうすれば、さすがは味で評判の浜ちゃんの系列店。うまいカレーを食べることができる。また、この店で用意されている新疆黒ビールが気に入ってしまった。本来私は黒ビールはあまり好きではないのだけれども、黒ビール独特の臭みが少なく飲みやすい。
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このカツの盛り付け方はないんじゃないかなあ。
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2005年06月23日

名都城のビアガーデン、結構お勧めです。

昼、ABsoft社長のIさんと会食。ABsoft社は、うちのサイトから中国携帯へのメール送信システムを提供いただいている会社。同社が来年初から始める予定で、うちも参画させていただこうと考えている某プロジェクトに対し、当方からのお願い事項をいろいろ申し上げた。

そこへ、上海でネットワーク関連の業務を展開するヒロネット社のMさんと上海で情報誌を発行する(でも本業は不動産業)スーパシティーのSさんが合流。お二人とは初めてお目にかかり、かつ予定外の顔合わせだったのだが、実はこの後1時30分からはスーパーシティさんとのアポがあり、アポ先は同社のSさんの上司のOさんだが、Sさんもそこに同席する予定となってるとのことで、その偶然にちょっと驚く(Sさんは「同席するように」と言われていたのみで私と会うとは知らなかったそうな)。

そのスーパーシティーさんとの打ち合わせの後、夕刻より来月のサイト運用方針を定めるコンテンツミィーティング。5月14日に書いた「ウェブアイドル」を募集することを決定。

7月1日より弊社サイトのウェブアイドル募集します。自薦?他薦は問いません。挙ってご応募ください!

その後、ビジネスコンテンツ主任のTゾウと名都城内のビアガーデンへ。

私の大学の大先輩のHさん。上海に最初に来られたのは私とほぼ同じ10年程前で、先ごろ脱サラされ、上海で事業を開始された。その傍らで各種事業のサポートなどもやっておられ、このビアガーデンもその一つ。オープンしたてとのことで告知をしてくれないかと依頼されたのだ。

今週の月曜、Tゾウに「木曜日は会議の後取材がてらにビアガーデンに行くゾ」と言ったところ、彼はちょっとしぶい顔をし、
「ひょっとして、明都城のビアガーデンですか?僕、そこ、行きました。。。」
と答える。聞くと、オープン初日に行って、料理がなかなか出てこなくていささか閉口したというのだ。しかし私も、大学の先輩の依頼であるし、行かないわけにはいかない。「まあ、『いかに改善しているか』を見るためにも行ってみようじゃない」となだめた。

しかし今日行ってみると、予想をはるかに上回る満足度だった。料理は極めて順調にサーブされた。聞けば初日が終わった後、深夜まで反省会議を行い、改善を図ったのだそうだ。また味も上々。串揚げの揚がり具合が絶妙である。そして何よりもきれいなプールを見下ろすロケーションがすばらしい。住宅が立ち並ぶ「明都城」のほぼ中心に位置するので車の騒音もない(本件詳細は後日本サイトに掲載します)(Tゾウによる感想はこちら。フードコーディネーターでもあるTぞうの評価も高い)。

Swings Music Cafe
営業時間:〜22:00
住所:上海市古北新区水城南路底名都城倶楽部
電話:(021)64463252

オーナーさんやHさんとお話をしているうちに23時になってしまったが、この後「歌にはちょっと自信がある」というTゾウの歌をまだ聴いたことがないので、空いているスナックを選んで歌いに行く。女の子の存在を無視して歌い続けること2時間。Tゾウは、自分でうまいというだけのことはある。さらに夜宵(夜食)の後、帰宅。2:30。我ながら元気だ。

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夏の夜風がかなり気持ちいい


ブログを二日さぼってしまったが、その間にあったことのうち、書き記しておきたいことを2件。

21日夜には大学対抗ゴルフコンペ幹事団による反省会があった。このコンペのラウンド後の成績発表会は異常に盛り上がるのが恒例だが、大会後約1ヶ月を経て行われた反省会も意見がぶつかる熱気に満ちたものだった(私は、最後はその熱気についていけなくなってしまったのだけれども)。

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もちろんビールもうまい。


22日夜には、時間が空いたのでスターウォーズ・エピソードIIIを見に行く。日本での公開前なのに中国では見られるので、一足先に見て優越感に浸ろうというせこい考えもある。で、驚いたのは、異常に空いていること。客が10人ほどしかいない。アメリカであれほど大騒ぎしている作品でも、こんなものである。中国ではどうしてこうも映画に人気がないのだろう。
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2005年06月19日

ライチの季節到来

また忙しくなりそうな明日からに備えて日中は原稿書きなどをしながらのんびり過ごした。まず編集長s EYEの原稿を1本書き上げ、続けて、来月から試験的に始めてみようかなと思っている連載のさわり部分を書いた。その他小さな原稿を数本書いたところで日が傾いてきた。

また今回もカメラ関係グッズの忘れ物をした。PCと接続するコード。ただ今回は落ち着いたもの。日本で発売されたばかりのカメラのバッテリーが買える上海である。コンパクトフラッシュ用のPCカードくらい簡単に手に入るだろう。

ということでさっそく、徐家匯へ。今回も美羅城で簡単に見つかった。PCカードではなくUSB端子に接続するタイプだが問題なし。わずか50元という価格にもびっくり。ついでに、最近PCの調子が悪いのでバックアップ用にCD-Rを購入。これも1枚1元という値段に二度びっくり。

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安いのはいいけど、パッケージをなかなか開けられないのが難点


帰りがけ、太陽広場の前でライチ売りのおっちゃんをみかける。そう、もうライチの季節なんだ。毎年この頃にはライチを買い込み、食べきれない分は、皮をむいて凍らせ保存し翌日以降に楽しむ。おっちゃんに値段を聞くと、どう考えてもボラれているような価格だったが、交渉するのも面倒だし、写真を一枚撮らせてもらって、写真代込みのつもりで言い値を支払った。

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ちょっとはにかみ気味のライチ売りのおっちゃん


これを書いていて、今日は一日、ほとんど誰とも会話をしていないことに気づいた。タクシーの運転手と、コンピューターショップの売り子と、え〜と。。。。。。こんなふうに日曜日を過ごすと人と話す機会がないんだ。なんだか誰かと話をしたくなってきた。これからちょっと一杯飲みに行ってこよう。

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パークソン前の噴水のまわりには夕涼みの人たちが集まる
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2005年06月07日

5倍?疲れる上海

昨日(6日)、16時前の便で東京へ。昨今悪評高い浦東空港の出国に列がほとんどできておらず、また飛行機の中も空いている。午前中たっぷり仕事もできるし、今後はなるべくこの便に乗ろう。成田についてからも、既にラッシュの時間を終わっているので帰宅もスムーズ。

ところで、浦東空港の安全検査の際、財布をとり忘れてしまった。安全検査通過の約45分後、搭乗口で優先搭乗のためのカードを財布から取り出そうとして始めて気付いた。こんな時にかぎって空港中心からえらく遠い搭乗口である。安全検査場までかなりの距離を走る。ちょっとどきどきしたが、係官がしっかり保管していてくれてヤレヤレ。

で、本日(7日)。快晴で暑くも寒くもなく、爽やかな陽気の中を自転車で出勤。

静かな道を走っていて思い出した。先日ある宴席で「上海では道を歩くのに日本の5倍疲れる」ということが話題になった。上海で歩くのは確かに疲れる気がする。どうしてなんだろう。

一つには音かなあ。上海は車やら工事やら、諸々の音でかなりうるさい。東京も首都高速の下あたりではちょうど上海と同じくらいうるさいが、その他の場所、特に住宅地では時折通る車と犬の鳴き声くらいしか聞こえない。それから、注意の方向が、日本では前方のみだが、上海ではさらに左右と、時には上方(工事現場とかでは何か降ってくるかもしれない)と、三次元的に気を配らなければならないことでしょう。道路の横断における緊張感は比較にならない。

ただ、「5倍疲れる」というのはどうなんだろう。疲労に単位はないだろうし、もしカロリー消費量で疲労を図るとしても、5倍も消費するわけはないでしょう。単なる誇張表現だとしても、それなら「5倍」ではなく「2倍」を使うのが正しい(と思う)。。。と枝葉にこだわったりしながら、15分ほどで事務所着。

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(昨日の文に対応していますが)富豪のTさんからいただいた写真


緊張感から開放される東京だが、仕事はいっぱいたまっている。いつも上海から帰ってくると、2〜3日は異常にたまったデスクワークをこなすのに忙殺される。

というわけで、デスクワークをしていると驚きもないし、これから数日はまた、ブログお休みしちゃいます。
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