2008年11月13日

ふ〜ん



ちょっとうるさいのが気に障る人は
画面右下のボリュームにて調整しましょう


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2008年10月29日

悪人風なのだろうか

東京にて。


―日本ってなかなかすごいな―


と感心してしまうのは、振込詐欺対策ということで、最近全ての銀行ATMで警官が立っていること。


ATMに訪れた人に振込詐欺に対する注意を促すビラを渡し、「お気を付けください」とやさしく声をかける。


振込詐欺対策として振込上限金額が厳しくなるなど、昨今悪人のために一般市民の生活が不便になっていることにいささか腹がたっていたのだけど、こういうやりかたなら僕らには何の悪影響もないので歓迎できる(まあ人件費は少々気になるけれども)。



ところで僕は、ATMにて一度として警官に声をかけてもらったことがない。家のそばの小さなATM専用店舗では、僕以外の人は100%声をかけてもらっているのに。毎度声をかけられたらうっとおしいかもしれないけど、全然相手にされないのも少々さみしい。


詐欺などに到底だまされそうにないように見えるほど眼つきが悪いのか、騙される方よりは騙す方に見えるのか……


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2008年10月27日

もはや神に頼るしかないのか

週明けの大反発を期待していたが、日本株は今日も下げた。豪中銀は為替介入を実施したそうだが効果なし。


昨今の世界経済の大混乱は、結局のところアメリカ人の赤字体質が根本原因。


アメリカは毎年数千億ドルの貿易赤字を垂れ流している。アメリカ人は収入以上に出費を続けており、さらに財政も、2000年前後の一時期を除きずっと赤字。この家計の赤字と財政の赤字の分がそのまま貿易赤字になる。


この赤字額は海外からファイナンスされなくてはならない。なにしろ、ず〜っと赤字なのだから要ファイナンス額はどんどん膨らんでいく。しかし借りる額が増えるにつれ、普通に債務を引き取ってもらおうと思っても難しくなってくるので、新しい金融商品を作り、それに信用が得られる仕組みを施し、流通させる。「実体経済」に対する金融経済が巨大化した所以である。



しかし永遠に借金をし続けることなどできやしない。どこかで必ず成り立たなくなる。今回の金融危機はこの大規模な世界経済の矛盾のゆり戻しといっていいだろう。ちょうど大陸プレートが他の大陸プレートの下に沈みこんでいき、歪みが限界に達し元に戻る時に大地震が発生するのと同じだ。


巨大な借金矛盾。どうすれば解消されるのか。ひとつの方法はドルの減価、すなわち円高ドル安。90円台前半まで来てずいぶん高くなった円だが、ひょっとしたら80円とか、さらには誰もが想像していない50円とかのレベルに行くこともありえなくない(まあそこまでいくとさすがに協調介入があるからまず考えられないけど)。


ガイウス・ユリウス・カエサルは、歴史の表舞台にでる前に、今の金銭でいえば数十億円にもなる借金をしていたそうだ。それ以来ずっと欧米人には借金を善と考える体質があるといえば飛躍し過ぎだろうけれども、アメリカ人の赤字体質はちょっとやそっとでは変わらない。となると、今回の金融危機を乗り越えても、同じことが繰り返されることになる。赤字をファイナンスをするのは200兆円超の対外資産を持つ日本人が常に中心にならざるを得ないが、そのたびに円高により、日本からアメリカへ富が移転してはたまらない。キリギリスが得をしアリが損をし続けるということだ。



起死回生の策は円建ての米国債の発行。そうすれば円高による債務帳消しができないので、日本からアメリカへの富の移転も発生せず、また、アメリカにも根本原因=国民の赤字体質をなんとかしようという機運の発生につながろう。まあ、アメリカが認めるとは思えないが(でもカーター政権の時に発行の例がある)、来月15日の緊急金融サミットで決まったりしないものか。


カエサルは大借金王だったと同時に相当の女好き、それも人妻キラーだったのだそうだ。自由過ぎる性はキリスト教の普及とともに抑制されたのだろうけれども、借金の方はそうはいかなかった。ところが最近アメリカで、教会で資産管理を教えているところもあるのだとか。経済混迷の根本原因解消へ向け、神の見えざる手が働き始めたのかもしれない。

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2008年10月17日

トランクひとつだけで沖縄の海にしよぉ〜♪

日曜日の宴会(@上海)でかぜをひいた。


A社のBさんの送別会。C商社とD商社の人たちを中心に乱れ始め、男どおしでキスはするわ、女性に抱きつくわ、スクラムは組むわ、意味不明な替え歌は歌うわ、Chu Chu Trainしてぐるぐるまわるわの大騒ぎ。


二次会では、何度も何度もトイレに吐きに行く人、トイレで便器を抱いて寝てしまった人、店に来てから帰るまでず〜と床で寝ている人などが続出。


午前1時散会。朝のゴルフからだから、家を出てから帰宅まで約17時間。

翌朝、客先ではガラガラ声。単に歌いすぎただけだと思っていたけど、昼過ぎからのどが痛くなってきた。


一日おいて水曜日、朝から香港をあちらこちらへと飛び回る。夕方にはデータセンターに行き、サーバー2台とファイアウォールを回収し空港へ。合計40KGもあるので、ちょっと段差があるだけで一苦労。タクシーに乗せるのはまるで重量挙げである。汗だくになる。


その後セントラルへ行き、水野さんと、新規共同ビジネスについての打ち合わせを兼ねた夕食。一息ついたら何だかだるくなってきた。


そして早朝1時半発の便で羽田へ。


このレッドアイ便。二度と乗らない、おそらく。中途半端な3時間半のフライトなので中途半端にしか寝られず、機内の乾燥のためもあってか明らかな風邪の症状が出てきた。結局翌日はほとんど機能できなかった。



ところで冒頭の宴会、JALの人の送別会だったのだけど、はなむけのつもりで、沖縄キャンペーンソング、森高千里の「私の夏」を“沖縄の海にしよぉ〜♪”と一人で盛り上がって歌ったところ、どうもJALの方々の反応が悪い。帰宅後、ひょっとして、と思って調べたら「私の夏」はANAのキャンペーンソングだった。JALのは米米CLUBの「浪漫飛行」。もしあれほど酒の入った宴会じゃなかったら、まったくもってシャレにもならなかった。
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2008年10月13日

脂ぎった不潔感、かよ

上海に来てから4日目。会う人会う人と日経最終面の小説「甘苦上海」が話題になる。この小説、上海駐在ビジネスマンの大方が読んでいるようだ。


しかしこれ、まだ連載が始まったばかりで判断してしまうのは早すぎるかもしれないけど、いくらなんでもくだらなくないかぁ?


新聞社が「『失楽園』路線なら外れがない」と考えた結果なのだろうけれども、序盤から性描写があるのは、なんだかもはや陳腐。そのわりに、主人口が日本人のおばさんでは、読者の圧倒的多数であるであろう男性ビジネスマンは共感できないし。


多くの上海駐在員の目にとまったのが「日本企業の駐在員がもってる、脂ぎった不潔感」という部分。


日々ガンバッテいる人たちが大多数なのに、という感情的な印象を別にしても、
やはりあまりにステレオタイプじゃあなかろうか。日本人女性も上海人女性も、日本人男性駐在員がとりわけスケベェであると思っているが、日本人男性駐在員皆が皆そうというわけではないし、まあ、日本にいる時よりは羽を伸ばしている人が(かなり)多いのは確かだけど、そのような行動は日本人に限られるわけではなく、それどころか台湾人や香港人のほうがよっぽど活発。


まったくもってくだらん。。。と思いつつ、今日も日経を最終面から読んでいる。

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2008年10月11日

携帯なくした

10日上海IN。


東京の家で出発の仕度をしていた時、中国の携帯がないのに気づいた。前回帰国時は確かに鞄に入れた。ということは東京までは持って帰ってきているはず。


古い携帯なので電話機のほうは大して惜しくない。でもSIMカードはなくなると困る。


日本に滞在中は中国の携帯にかかってきた電話は全て日本の携帯に転送しているが、試してみるとちゃんと転送されているようだ。ということは誰かに悪用されているということもなさそう(プリペイド式なので、悪用されていれば既に使えなくなっていると思われる)。


1時間ほど探して見つからないので諦めた。



上海に来てから何はともあれ中国移動通信の営業所へ行く。虹橋路と水城路の交差点に営業所があったような気がするので、タクシーで向かう。しかしたまたま通りかかった仙霞路と古北路の交差点近くに営業所をみつけた。タクシーに乗って3分ほたっていないけど、そこで降りる。


営業所では、パスポートの確認だけで新しいSIMカードをもらえた。料金はたったの10元。所要時間はほんの5分ほど。


思った以上に簡単。



ところで日本のパスポートは、更新のたびに番号が変わってしまうのは何とも不便だ。


僕は、今年5月にパスポートを更新したが、こういう時のためにいつも以前のパスポートも持ち歩いている。ところが僕が中国で携帯電話を買ったのはそれより前のパスポートの時だったようだ。しかしそれ以前のパスポートは外交旅券なので、国に返還してしまったのだろう、もはや手元にない。


結局は、さような事情を説明したり、日本への転送先電話番号をいったりすることで事なきを得たのだけれどもパスポート番号に変更さえなければもっと簡単だった。
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2008年10月06日

鹿児島へ(4)〜しろくま!

宮崎へのJAL便機内誌で読んだ浅田次郎氏のエッセイは、鹿児島を訪れた氏が「しろくま」を食べられずにおおいに嘆くという話だった。しろくまとは、練乳たっぷりで上にパッションフルーツが散りばめられたカキ氷。甘いモノ好きではないつもりなのに、なぜか甘いモノにひかれるワタクシ。機内誌で読んだしろくまは鹿児島滞在の大きな目的のうちのひとつとなった。

「しろくま、しろくま、しろくま」

気付くと口ずさんでいる。

「しろくま、しろくま、しろくま」

まず仙厳園で食べた。カップアイスのたぐいである。「ふ〜ん、こんなものかぁ」という感じ。

次に指宿のホテルの売店で書い食べた。これは仙厳園で食べたものと同じ。どこかの工場で作られたものである。うまいけれども、浅田氏が食べられずに大いに嘆く気持ちはちょっとよく分からない。

そして今日、鹿児島市街地のドマンナカの、天文館むじゃきへ。本場しろくまを堪能できる店とのこと。

で、食べたのが写真のしろくま。
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こいつはウマイ!浅田氏の気持ちもようやく理解できた。

鹿児島では、ニワカ篤姫関連施設に行くより、ナマのしろくまを味わうほうが数段いい。

知覧武家屋敷を経て霧島泊。そして翌日東京へ。
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2008年10月05日

鹿児島へ(3)

15377.jpg宮崎県北郷から美しい峠道を抜けて都城へ。滞在3日目にしてようやく鹿児島県に入る。

鹿児島市内にある島津家の屋敷「仙厳園」などを見てから今回の旅行の目的地である南九州市清水の家へ。薩摩半島のど真ん中で想像以上の田舎。

敷地は草ボウボウで、通りから家の玄関まで行くのも一苦労。敷地内に鶏小屋が建っている。横からちょっと押したら倒れてしまいそうなくらいボロボロである。しかしこのようなボロ家屋にも固定資産税がかかっている。納得イカン。

指宿泊。
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2008年10月04日

鹿児島へ(2)

鹿児島が目的地といいつつ、寄り道中。。。

宮崎から鹿児島をめざし南下する途上、太平洋に面した断崖絶壁に建つ鵜戸神社や、「鬼の洗濯板」と呼ばれる海上のギザギザ岩で有名な青島(どうにも「チンタオ」と読んでしまうけど「アオシマ」と読むのが正解)などをめぐる。
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鵜戸神社


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青島の鬼の洗濯板


9月から伊勢海老が解禁になったとのことで、写真のとおり、壁にでっかい伊勢海老がへばりついている店で伊勢海老尽くしのランチ。

あ〜、しあわせぇ
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壁の伊勢海老は見ようによってはちょっと気持ち悪い


2泊目の宿は3月にオープンしたばかりという「音色香の季 合歓のはな」。わずか十数室しかないこじんまりとした宿で、各室に露天風呂がある。飯もうまい!

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リビングから露天風呂もある庭方向を見る。庭の向こうは渓流がある

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2008年10月03日

鹿児島へ(1)

父の本籍は鹿児島。僕の本籍も、今は東京だが、本来鹿児島にあった。父は大学まで京城で育ち、そこで終戦を迎え、帰国後東京大学に編入するも、到底食べられないので、ほとんど鹿児島の実家で残りの大学時代を農業をして過ごしたそうだ。卒業後はずっと東京で働いていたので、鹿児島生活が一生の中でそんなに長いわけではないはずなのだけれども、両親も鹿児島にいたし、やはり彼の故郷イコール鹿児島だった。

僕はその鹿児島の実家に、かなり小さいころに何度か行ったようだが、全く覚えていない。父のルーツを見てみたい、突如そう思い立って鹿児島に行ってみることにした。

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富士がきれいに見えた


さらに、鹿児島に土地と、筑60年の家屋と崩れかけた鳥小屋、それから荒れ放題の山林があるそうなのだが、ほっといても固定資産税がかかるだけなので、それを処分するかどうかを考えなくてはならない。

なんだか敷地内に「たのかんさぁ」とかいう神様がおられるとのことで、不動産屋いわく、簡単には売れないのだとか(スピリチュアルなものに対する入れ込みが100%ない僕には、何のことやら全く理解できないのだけれども)。たのかんさぁは単なる石らしいのだが、それもちょっと見てみたい。

ついでながらNHK大河ドラマ「篤姫」のおかげで昨今鹿児島ブームであるし。ちょっと疲れ気味で、温泉で休息したいし。そういえば忙しくて夏休みもとってないし。

で、今日の午後の便で宮崎に入り、ただいまシーガイアにあるシェラトングランデ。ここを選んだのは、もちろんスターウッドの宿泊数を稼ぐため。部屋代は15000円。一人だと、なんと10000円。これほど安いシェラトングランデは、世界中そうはないに違いない。

しかし、温泉併設なのだが、別料金で1500円とられた。なんでだ?? ちなみにスポーツジムやプールを使うと別料金で2500円。納得いかない(ので使わなかった)。

ロビーに入ると、シェラトンはシェラトンの香水、ウェスティンはウェスティンの香水でかおりを統一されているそうなのだが、ここにはそれはない。どころか、なんだかビジネスホテルと共通のにおい。

どうやら他とはいろいろ違うようだ。

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左から海&フェニックスゴルフコース&件の温泉

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