なにを買おうかとずいぶん前から悩んでいたのだけれども、失敗したくないので、結局本人になにが欲しいか訊いてみた。

ティファニーの日本サイトに価格が載っていた。A円である。
ちなみにアメリカではいくらなのだろうと思い、日本語サイトの.co.jp を.comに変えてみると、bドル。為替レートを102円とすればB円。B÷A=0.69 。なんと日本で買うよりアメリカで買ったほうが31%も安い。
この差を知るとさすがに日本で買いたくなくなる。たまたま7月にアメリカにいく予定があるのでその時に買ったほうがいいんじゃないか、と思った。
ただそれでは節目の年の節目の日を過ぎてしまう、という問題があった。
そこで、節目の日の一週間前に広東省にいく用があるのでマカオでの値段をみて、それで納得できなければアメリカで買うことにした。
ベネチアンで訊いた価格はcマカオパタカ。日本円でいえばC円。C÷A=0.79 。つまり日本で買うよりマカオで買った方が21%安い。
B÷C=0.88 つまりマカオでの価格よりアメリカでの価格のほうが12%安いけれども、税金分が考慮されていない。例えばカルフォルニアで購入する場合の税金分を勘案すると、マカオとの価格差はわずかに5%ほどとなる(カルフォルニアで買った方が5%ほど安い)。
結局マカオで買うことにした。
それにしてもこの価格差、どう説明がなされるのだろう。数十年前ならまだわかるけれども、これだけグローバリゼーションが進んだ現代、どういうことなのか。数十万円以上の買い物をするなら飛行機に乗ってハワイあたりに行って買ったほうが安く買えることになる。国際貿易論ではなく、行動経済学で説明しなくてはならないのだろうな。
ちなみに円が80円代だった時はいったいいくらだったのだろう。当時と今とで価格が変わっていないとすれば、当時日本での価格はアメリカでの2倍近かったことになる。円安進行に伴い価格が調整されているとすれば、日本での価格は1年半で25%ほども高くなったことになる。
う〜む。
追記:香港空港で値段を調べてみたら1%ほど香港で買ったほうが安かったみたいだ。ただおそらく1000ドル未満の端数の処理の関係で生じる差違ではないかな。悔しいけれどもやむを得ないか。
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