1931年7月23日早朝。この上海北站で宋子文(国民政府財政部長)と重光葵(駐華日本公使)が同時に暗殺されそうになるという事件が発生した。
ふたりは対立するふたつの国それぞれの要人であって立場は真逆だし、ふたりのそれぞれの暗殺者は互いに無関係なのだけれども、同じ日に、それも同じ列車から降りてきたふたりに対する暗殺未遂事件が起こるなんて、単なる偶然とはなかなか思い難い。
昨年、このことを題材に小説を書いていて、暗殺シーンの模写をするために当時の上海北站の様子をいろいろ調べてみた。その過程で上海北站があった場所にいまは「上海鉄路博物館」が建っていると知り、ひょっとしたら駅舎内部の様子などわかるかもしれない、上海北站のミニチュアくらいあるかもしれない、と思って機会があったらいってみようと思っていた。
で、いってみた。帰ってきてすぐにこれを書いている。


上海鉄路博物館
天目東路200号
9時00分〜11時30分, 14時00分〜16時30分 日曜休業
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