2014年01月06日

1月3日の新幹線。「グリーン車 お年寄り」

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東京で年を越し、3日に掛川にいって妻の実家で1泊し、翌日東京に戻った。

3日といえば有楽町での火災で東海道新幹線が止まり、大混乱となった日。その影響を蒙ってしまった。

昼頃には掛川に着きたかったのだけれども、新幹線は昼過ぎまで動かず、家を出たのが午後2時過ぎ。

品川駅に着き席を予約しようとすると、3日の指定席・グリーン席の予約は受け付けていないとの張り紙がしてあった。しょうがないので自由席でいくことにした。

プラットフォームに上がり入線してきた列車の車内を見ると、グリーン車と指定席には相当多数の空席が見られた。なんだかとっても不条理。

一方で自由席は大変な混みようだった。掛川までは2時間かからないのだけれども、15キロの子供をダッコして立ち続けるのは結構キツイ。

車内で空席はないかとキョロキョロしていると、複数の人が席を譲ると言ってくれた。うれしかったぁ。日本もまだまだ捨てたもんじゃない、などと思いつつ僕は瞳を赤く染めた。

が、お断りした。子供がもっと小さければご好意に甘えられたように思うのだけれども、自分で歩き回れる子供のために席を譲ってもらうというのもいかがなものか、と思ってしまったのだ。

3日の新幹線の混雑について、とある女性のツイートが話題になっているらしい。女性は「ちょいと新幹線の車掌さんよ!大幅に遅れて運行している中、席がたくさん空いているのにグリーン車の切符がないとグリーン車に乗れないなんて全っっっ然やさしくなーい。立ってる子連れやお年寄りよりがいるからお願いお願いって言ってもダメだった」とツイートしたところ、批判が殺到して炎上する騒ぎとなっているのだとか。炎上の様子は「グリーン車 お年寄り」で検索してみるとわかる。

批判している人の多くはグリーン料金を払っていない人間をグリーンに座らせることが問題だと考えているようだ。でもあの日、グリーン料金を払って座りたくても、切符を買うことすらできなかった。駅では販売していなかったし、車掌が車内で手売りしていたそうだけれども大混雑の車内で車掌の姿など一度もみかけなかった。

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posted by osono at 18:10 | Comment(0) | 日記