2013年12月27日

3歳4か月の初スキー

image.jpgトマムに来ている。

かなり久しぶり。

いつ以来だろうと思って自分のブログでみてみたところ、なんと7年ぶり。おそらくその間一度もスキーをしていない。けっこうびっくり。

その間にトマムは経営がかわり今は星野リゾートが運営している。

そのためだろうか、施設の老朽化やサービスの不備はあまり感じなくなった。

へ〜、と思ったのは中国人客が増えたこと。報道などでは聞かされていたけど、これほどとは思わなかった。3組に1組くらいが中国語をしゃべっている。

ただ、中国人とひとくくりにしてしまったけれども、そのうちの半分くらいが広東語なのでおそらくは香港人。ということは、人口比を考えれば、今後まだまだ(大陸の)中国人が増えるのだろう。

もう20年前のことだけど、北海道に勤務していた時、雑誌に「北海道は将来アジアからのスキー客で大儲けするようになる」という趣旨の記事を書いたことがある。当時は冷ややかな目で読まれたようだけれども、ようやくそれが実現するようだ。

さて、今回僕はスキーをしにここへ来たわけではない。板やブーツはもちろんのこと、スキーウェアも持ってこなかった。

なぜだか知らないけど、ある日うちの3歳児が保育園から帰ってくるなり「雪がみた〜い」と騒ぎだした。ちょうど僕の手元には、そろそろ使わなくてはならないJALの株主優待券があり、かつ、前々から「旭山動物園にいってみたい」という家族からの圧力があり、加えて、スターウッドから「年内にあと2泊すればスイートルームへのアップグレード券を10枚あげます」と言われていたので、じゃあいっそのこと久しぶりに北海道へ行っちゃおうか、ってことになったのだ。

3歳児がいるので当然のこととしてスキーはしないつもりだった。で、初日はソリをした。ところが彼がゲレンデで目に入ったクアッドリフトに乗りたいと騒ぎだした。雪の上で仰向けになって手足をバタバタさせて「乗せてくれなきゃ動かない」と強硬に訴えた。こうなるともはや手をつけられない。

で、翌日スキーを借りた。

いやいや大変だった。自分で起きあがれないとか、そういうレベルではない。歩きもしないので、移動は全て板をつけた状態のままでダッコだし、グローブが緩いといっては泣き、がんばって斜面を歩いて登ったら「おちっこ〜」。

でも目的はクアッドリフトに乗ることだから、ほぼたいらの斜面でならしたあと山頂に上がった。

股の間に入れて後方から支えながら滑り降りた。ゲレンデ下部の緩斜面で練習している時よりもずっと楽だった。中級者コースも滑った。ターンの瞬間にヒョイと持ちあげて板の向きをかえてやるのだ。

さらにリフト数回とゴンドラにも乗った。

本人もご満悦。

やれやれ。

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posted by osono at 21:17 | Comment(0) | 日記