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― あっ。夏休みとり忘れた!
そう気づいたのは9月ももう後半のある日。





従業員のサービスも大変気持ちがいい。動きはてきぱきとしており、常に笑顔。オープン直後でありながらよく訓練されていることが伝わってくる。我々が訪れたのは平日だったこともあって非常に空いていたのだが、いつ通りかかってもサロン入り口の小姐はきちんとした姿勢で立っていた(我々が見ていない時はだらけているだろうと思い、音を立てずに近づいてみたが、それでもやはり直立不動でたっていた)。支配人はインドネシア人とのことで、本場インドネシアのリゾートのサービスが再現されているのだろう。中国ではありがちな「見よう見まね」を感じさせるサービスではない。ちなみに従業員の多くは地元の旅行学校の卒業生とのことだ。従業員は英語と日本語の訓練を受けているので、中国語に不安がある方々にも安心だ(ただ、サービス向上に熱心なことの現れであろうが、客のすぐ後ろで、先輩服務員が後輩服務員にサービスの仕方を教えるのがちょっと気になりはした)。日本人のマネジャーもいるので、彼が出張中でなければ、日本語で丁寧な説明を受けることもできる。

ホテルからやや離れた丘の上に高級ビラがある。4ベッドルームとリビング、各ビラに屋内スイミングプールが付いており、各ビラ専属のメイドが朝食の準備他、各種の世話をしてくれる。なお、こちらは既にオープンから一年ほどを経ているので、既に何人かから評判は聞いていたのだが、ホテルのオープンにより、スパやレストラン、バーなども利用できるようになり、ここの滞在の満足度は一層高まったといえるだろう。
隣接するゴルフ場は、ホテルより4年早くオープンしたとのこと。距離は比較的短いホールが多いので難しいという感じは受けないが、各ホールが茶畑でセパレートされており、よく曲げる人はスコアがまとまらない。起伏のあるホールが多く、平坦な上海のゴルフ場でのプレーに慣れた人には新鮮だろう。事前に芝はベントと聞いていたので、今年の猛暑を乗り越えられたかとやや心配だったが、メンテナンス状況はよく、グリーンは読んだとおりにブレイクしてくれるのでパター数は自然と少なくなる。クラブハウスはホテルと内外装が統一されておりなんとも豪華。風呂は18度、41度、43度の3つの温度に分けられている。プレーフィーはリゾート宿泊者1,050元、ビジターは1,800元。まあこの価格は、各種トーナメントが行われる最高級コースというわけではないことを考えるとやや高すぎるか。リゾート宿泊者のプレーフィーをもう少し下げればもっとリゾートの利用者が増えるように思うのだが。。。
上海から近く気軽に訪れることができ、それでいてオープン間もないためか、今のところ空いているので落ち着いて過ごすことができる。サービス水準も高く、自信をもってお勧めしたいと思う。
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