無錫は「小龍包がうまい」という話を聞いたこともある。僕はどうやら小龍包好きなようなのである。中華レストランで3回に一度は小龍包を注文する。突然豫園にいったり南祥まで足を伸ばしたりすることもあるし。
開業したばかりの高速鉄道・CRHに一時間ほど乗り無錫着。さっそく市中心の繁華街に行って小龍包を食べる。「王興記」は無錫老舗の小龍包店。4つで20元もする蟹肉小龍包を食べてみた。豫園のものとはずいぶんと違う。皮の端を噛むとたっぷりと出てくるスープはやや甘みが強い。肉も量が多めで、いくつもの食材が入った複雑な味を楽しむことができる。ウマイ!この味を楽しむためだけに無錫に来ることだってできそうだ(今、これを書いていてもヨダレが出てきた)(ただしこの店、サービスはあまりよろしくないので短気な人は注意)。
■王興記
中山路223号 0510-82726484
URL:http://www.wxwxj.com (開くと「きよしこの夜」が流れる。いかにも「管理されていないウェブサイト」って感じですわな)
帰りの汽車まで3時間ほどの時間があったので、無錫まできて太湖を見ないで帰るのもどうかな、と思い、太湖岸の観光地に行ってみることにした。とはいえ時間的に1箇所がいいところである。
地図を見ると太湖岸に「水滸城」というのがある。CCTV(中国中央テレビ局)で放映されたドラマ「水滸伝」の撮影場所なのだとか。ちょうど今、北方謙三の「水滸伝」を読んでいて興味があったので行ってみた。
ガラガラである。天気のいい暖かな日曜日だというのに客が異常に少ない。でも小説に出てくる各種場面が撮影された場所があり、なかなか楽しめた。「水滸伝」ファンにはそこそこオススメ。
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