2007年02月04日

無錫・小龍包・水滸伝

日曜日、特段の予定がなかったので、突如思い立って無錫に行ってきた。

無錫は「小龍包がうまい」という話を聞いたこともある。僕はどうやら小龍包好きなようなのである。中華レストランで3回に一度は小龍包を注文する。突然豫園にいったり南祥まで足を伸ばしたりすることもあるし。


4056.jpg

あ〜、ヨダレがでる。。。


開業したばかりの高速鉄道・CRHに一時間ほど乗り無錫着。さっそく市中心の繁華街に行って小龍包を食べる。「王興記」は無錫老舗の小龍包店。4つで20元もする蟹肉小龍包を食べてみた。豫園のものとはずいぶんと違う。皮の端を噛むとたっぷりと出てくるスープはやや甘みが強い。肉も量が多めで、いくつもの食材が入った複雑な味を楽しむことができる。ウマイ!この味を楽しむためだけに無錫に来ることだってできそうだ(今、これを書いていてもヨダレが出てきた)(ただしこの店、サービスはあまりよろしくないので短気な人は注意)。

■王興記
中山路223号 0510-82726484
URL:http://www.wxwxj.com (開くと「きよしこの夜」が流れる。いかにも「管理されていないウェブサイト」って感じですわな)


4056_2.jpg

王興記


帰りの汽車まで3時間ほどの時間があったので、無錫まできて太湖を見ないで帰るのもどうかな、と思い、太湖岸の観光地に行ってみることにした。とはいえ時間的に1箇所がいいところである。

地図を見ると太湖岸に「水滸城」というのがある。CCTV(中国中央テレビ局)で放映されたドラマ「水滸伝」の撮影場所なのだとか。ちょうど今、北方謙三の「水滸伝」を読んでいて興味があったので行ってみた。


4056_3.jpg

梁山泊に掲げられた「替天行道」の旗。水滸伝ではとっても重要な旗です


ガラガラである。天気のいい暖かな日曜日だというのに客が異常に少ない。でも小説に出てくる各種場面が撮影された場所があり、なかなか楽しめた。「水滸伝」ファンにはそこそこオススメ。

4056_4.jpg

テレビ番組用のセットだけれども結構りっぱな建物もある。


  この記事を「いいね!」と思った人も思わなかった人も、
  何かを感じた時は是非ポチッと!↓↓↓

posted by osono at 00:00 | 上海