2007年05月02日

アンサナリゾート&スパ

シンガポールでちょっと時間が空いたので、フェリーで50分ほどのビンタン島へ行ってみることにした。

ビンタン島にはバンヤンツリー/Banyan Treeがあり、上海のスパの会員になった時にもらったクーポン券を使おうと思い予約をいれようとしたのだけれども、高い部屋しか空きがない(USD750/泊・寝室が複数あるので数人で泊まるなら話は別だけど。。。)。で、バンヤンツリーに隣接して建っているアンサナスパ/Angsana Resort & Spaに泊まり、バンヤンツリーの各種施設を使うというプランをたてた。

うちの広州事務所が入居している花園酒店に先ごろオープンしたのもアンサナスパだ。そしてさらに、行きがけのフェリーで思い出した。僕はアンサナスパに2005年の春にオーストラリアに行った時に泊まり、えらく不快な思いをした。チェックアウト時にマネージャーを呼んで抗議をするほどに。

いやな記憶というのは楽しい思い出に対して忘れやすいようで、当時僕が何をそんなに怒っていたのかよく思い出せないのだけれども、そのうちの一つはミニバーに腐ったミルクが入っていたことだ。そしてその交換を要求したのに誰も取替えにこなかった。スパはよかったけれども、建物はなんだかモーテルみたいで、宿泊価格に値しない、と思った記憶がある。


そして今回。やっぱり不満がいっぱいだ。列挙すると、

○ミニバーが補充されない。1泊目にビンタン・ビールを2缶飲んだのだけど、2泊目に冷蔵庫の中を見たところ、ビンタン・ビールのあった場所はむなしく空いたままで、やむなくタイガー・ビールを飲んだ。

○2日目の午後、外出から部屋に戻ると、タオルがバスタオル一つだけになっていた。その唯一のバスタオルは新しいものなのでタオルを交換したのは間違いないのに、その他のタオルを部屋に置くのを忘れている。

○バンヤンツリーの宿泊施設と同様、部屋に線香が置かれているが、マッチが湿気ていてなかなかつかない。

○前のゲストへのグリーティングメッセージの書いた紙がそのまま残されていた。


ちなみに宿泊料金は約USD200/泊。でも部屋は狭いしオーシャンビューとは言っても隣の部屋が5メートルほど突き出していて、さえぎられて海がよく見えない。レストランの数も少ないし(常設のものは1つだけ)、そして上記のとおりのずさんなサービス。バンヤンツリーはあんなにすばらしいのに、姉妹チェーンなのにこうも違うものかなぁ。

2件のサンプルで決め付けてはいけないかもしれないけど、同じ料金なら欧米系チェーンホテルに泊まったほうがいいように思う。

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posted by osono at 00:00 | 華南(広州、香港、マカオ等)