2006年07月27日

中国で日本のテレビを見る〜顛末記(4)

あれこれ調べているうちに、自宅に置いたパソコンで日本のテレビを録画し、それを海外からダウンロードする仕組みがあることがわかった。日中回線の状況を考えればダウンロードにえらく時間がかかるかもしれないけど、何時間かかっても自分のパソコンに番組全体を取り込んでしまいさえすれば、ストレスなく正常に見られるはず。

例えばシャープ製のガレリオ。パーソナルサーバーであり、録画と遠隔からのダウンロードとかできるようだ。ただ2003年の発売開始のようで結構古く、今も売っているかどうかは疑わしい。

さらにネットを検索して、ぶつかったのがWatchJTV、その名も、J(日本)のTVをWatch(見よう)というサイト。

この業者がカスタマイズしたパソコンを10万円そこそこの価格で購入すれば、ルーターの設定のみは行う必要があるが、あとはブロードバンド回線に接続しさえすれば、海外から日本のテレビをストリーミングでもダウンロードでも楽しめるという。

こういう商品なら商売になるかもしれない。この会社の代理販売をするのもいいし、全く同じ仕組みを自社でやってもいい。試しに一台買ってみようと思ってサイトをよく見てみると、アメリカ・シリコンバレーに会社があるようだ。すなわちアメリカから製品を送ってくる。なんだかウザイ。

クレジットカード決済だが、もともとUSDで表示されているこの商品は、業者から送られてきた決済用ページでは円表示されており、その換算レートは122.6円/ドル(その日の銀行間中値は114.4円/ドル)。ウェブ上でうたっている金額より10%も高いことになる。なんだかウサンクサイ。

ちょっと購入に抵抗があったので、もろもろ質問のメールを業者に送ってみたところ、極めて迅速かつ丁寧に返事のメールが送られてきた。その後何度かのメールのやり取りがあり、安心感が出てきた。為替レートについてはドル表記される別の決済ページがあり、そこでも決済することができることもわかった。

ウェブ上で発注した。

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posted by osono at 00:00 | 中国社会・外交など