2006年07月09日

奇怪的広州南方航空的公務艙

中国国内線はたいていファーストクラスとエコノミーの2クラスの設定だけど、まれにビジネスクラスのある便がある。おそらく国際線用の機材を運航の都合で国内線に使っている時に出くわすのだと思う。

で、広州から上海への南方航空のビジネスクラスを利用した時の話。

ラウンジでパソコンをパチャパチャ打ちながら搭乗開始を待っていると小姐より「まもなく出発です」と声をかけられた。

パソコンのふたを閉め、確実にスリーブするのを待ち(プログラムを同時にいっぱい立ち上げているせいか、僕のパソコンはすごく寝付きが悪い)、トイレにいってからラウンジ出口に向かうと、小姐と客が一人待っていた。ここからゲードまで小姐が案内してくれるらしい。「待たせて申し訳なかったな」と思いつつ、二人の後について搭乗ゲートへ。

バスで飛行機まで行くらしく、ゲートの前には大型バスが横付けされており、既に多数の人がバスの中で出発を待っている。そのバスに向かっていこうとすると小姐に「ちょっとお待ち下さい」と言われた。

しばらくするとミニバスがやってきてそれに乗れといわれる。乗客は僕と他の客一人と小姐、それに運転手だけである。

そして一番乗りで飛行機の中へ。

5年ほど前に、やはり広州から南方航空のファーストクラスを利用した時は、チェックインからゲートまでずっと小姐が1対1で案内してくれた。あれからずいぶん時を経たのでもうそんなサービスはやっていないだろうと思ったのだけれども、広州南方航空特有の過剰サービスなのかもしれない。

過剰サービスといえば、中国国内線のファーストクラスは、いつもガラガラ(たいてい客は一人だけ)のためなのだろうか、席についてから離陸までの間に、小姐が自分の名前を言いに来て、お絞りを持ってきて、飲み物を持ってきて、新聞を持ってきて、スリッパを持ってきて、読書灯を付けにきて、、、と、代わる代わる声をかけられる。こちらは出張の疲れですぐにも寝たいのに。

少しほっといてください。。。

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posted by osono at 00:00 | 中国社会・外交など