「お〜、ついに中国政府も海賊版DVDを真面目に取り締まるようになり、一掃されたかぁ」などと思いつつ、事務所に荷物を取りに行くために虹橋開発区へ。
虹橋開発区のパークソンから仙霞路までの間及び仙霞路と遵義路の交差点。いつも海賊版DVD売りがいるところだけれども、ここにもいない。
「フムフム。中国政府も本気らしい」などと思いつつ髪の毛を切りに古北新区へ。カルフール前にもDVD売りはいない。
シャンプーをしてくれる小姐に聞いてみた。
「海賊版DVD売りがいなくなったみたいだけど、いつごろから?」
小姐「最近取締りが厳しいからでしょう。またすぐ戻ってくるわよ」
なぁんだ、上海六カ国首脳会議の期間中だけのことなのか。。。
美容室を出てすぐのところにDVD販売の店がある。ちゃんと店舗を構えているところはどうなのだろう、そう思って中に入ってみた。
案の定日本のテレビ番組のDVDが、もちろん海賊版である、ずらりと並んでいる。。。結局のところ、路上販売が取り締まられているだけで海賊版DVDが取り締まられているわけではないようだ。
さて、問題はここから。
店の中は空いているのだが、日本のテレビ番組のDVDの棚の前だけ客が固まっている。まあ、これも問題だけど、僕が気になったのは、そこに親子で来ている人がいて、いっしょなって楽しそうにDVDを選んでいる。
せめて
子供の前では海賊版DVDを買うのは止めよう!!
海賊版DVDを売るのはもちろん犯罪です。一方で買う方は、猥褻本を購入する場合と同様、犯罪とはならないようですが(あくまで日本法によればであり中国法は知りません。また皆様ご存知のとおり海外から日本への持込は認められません)、買う人間がいるから売る人間がいる、という観点から購入が勧められる行為ではないことは明らかであり、そういう社会的に望ましくない行為を子供の前でするというのはいかがなものでしょう。
海賊版DVDなんて著作上の問題で、窃盗や傷害に比べれば、それによって直接に誰かが被害を受けるわけじゃないからいいじゃない、そうおっしゃるかもしれません。しかしこれは車の通らない道の横断歩道を赤信号でわたるのと同じでしょう。多くの人が信号を無視して横断するでしょう。でも子供が見ていれば話は別ですよね。
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