まず一つは「上海リニアでは自分の荷物から目を離さないように」ということ。
年末だったか、上海浦東空港までリニアに乗った時。僕は車両の一番端、乗降車口に一番近いところの通路側に座っていた。
リニアのスピードがあがってきたきたところで僕の前の列に座っているオッサンがカメラを手にし僕の横に来て写真を撮り始めた。まず一枚、僕の横上にある速度表示計の数字を撮った。リニアに乗ればよく見る光景である。しかしこのオッサンは、速度表示を一枚撮った後、車両のジョイントの部分にカメラを向けた。なにやら挙動不審である。
おじさんはそのまま数歩進み、ジョイントのところの荷物置き場へ行ってカバンを一つ取り席に戻った。そしてそのカバンを開ける。最初は「何か探し物だろう」と思っていたのだけれども、なんだかカバンの中を威勢よく探っている。やや不審に思い始めたころでオッサンの二列前の席に座っていた日本人がやってきて「それは自分のカバンだ」という身振りをしてカバンを取り上げた。
日本人はトラブルを避けるためか、ニコニコしながらの身振り手振りだったし、オジサンは「カバンが似ていたから間違えた」と言い訳をしているので、周囲の人間は大事だとは思わなかったようだけれども、これは確かにに窃盗だ。
僕は一年ほど前に成田エクスプレスの中で、同様にジョイント部分に置いておいた荷物から貴重品を盗まれたことがあり、それ以降絶対身から離さないようにしているのだけれども、こういう列車内の荷物置き場に荷物を置くのは極力やめたほうがいい、と言えるのだと思う。
皆様気をつけましょう。
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