香港等の中国人スターとハリウッドスターの蝋人形が中心。
1階のエレベーターホールでは、見上げるようなヤオ・ミン、10階の会場入り口では気さくそうなジャッキー・チェンが迎えてくれる。
「どうせ子供だましだろう」とバカにしつつ訪れたのだけど、かなりリアルで、写真に撮れば本物としか思えないほど。そこそこ楽しめた。
ところで入場料が本来は125元とかなり高い。さすがにこの価格では入りが悪かったのか実際には62.5元にディスカウントされていたが、それでも安くはない。
この価格を見て「上海も物価が上がったなぁ」と思ってしまった。5年程前はこうしたイベントの入場料金は数十元がいいところで、それ以上の価格ならガラガラだった。
しかし今は60元超の入場券を払って20代前半と思われる若者が多数訪れる。
蝋人形展に続いて階下である8・9階のセガを覗いてみたのだが、一人40元チャージされるF1ゲームに数人の列ができていた。
統計上の物価上昇率を大きく上回って娯楽関連の価格が急騰している。5年前なら蝋人形館は15元、F1ゲームは10元程度だったとすれば、5年で4倍、1年で32%程度の上昇。“ハイパーインフレ”と言ったら言い過ぎだけど、経済に歪みを与えかねない高いインフレ率といってもいいように思う。
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