2005年04月21日

明日は広州・・・

今朝のテレビで、昨今の日中関係の悪化を政治的側面から見るという企画をやっていた。日本の政治家の力の変化(親中国の田中派系列の失脚と親台湾の福田派系列の台頭)が大きく作用しているというのだ。確かにそうだ。「中国をよく知る政治家が減った」ということはここ数年言われてきた。

出勤してキンちゃん(古い友人の経済学者)からメールをもらった。今回のことをどのように大学で講義しているかを尋ねていたのだがその回答がきた。内容は多岐に渡っていたが、冒頭に「(1)中国共産党への求心力の低下、党の正統性キープのためのイデオロギーの変化(毛沢東時代:革命優先、階級闘争→{ケ小平時代:経済再建→江沢民時代:「三つの代表」、私営企業層の入党許可)(3)(1)と(2)との絡みでの江沢民による愛国教育の徹底」とあった。

そう。中国側にも変化があったのだ。図示すればこんな感じ。





毛沢東時代トウ小平時代(江沢民さんで変化して)胡さん
(交流なし)蜜 月 対 立
田中・大平時代(中曽根さんで変化して)小泉さん


日中の対立は、日中双方の指導者の変化によってもたらされた必然なのかもしれない。

13.jpg
日本でテスト用に買ったボーダフォン。中国で使えるか?


明日朝の広州行きに乗らねばならない。う〜ん。ちょっと緊張。でも中国にからむメディア人の端くれとして、中国の現状を見に行かなくてはという使命感もちょっとある。

今回の中国行きで試したいことが一つある。日本で買ったボーダフォンの携帯。中国のSIMカードを入れればそのまま使えるのではないかということ。であればうちのTOPページから、日本から中国にもっていったボーダフォン携帯に日本語メールを送信できることになる。さてどうなることか。



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posted by osono at 00:00 | 中国社会・外交など