スポーツにナショナリズム的観点から熱中するのか・・・
そうではないと思うんですよね。韓国に敗れて準決勝に進めないと思った時は、「じゃあ次は韓国を応援するか」と思っていましたし。要は盛り上がれればいいんですね。特定のひいきのチームを決めて、小さい頃から高校までやり続けた野球の最高レベルの真剣勝負を見て楽しむ、単にそういうことだと思います。
で、その“ひいき”を決める際に、一番なじみのあるところを選ぶのは自然であって、「GET SPORTS」とか「NANDA!?」とかの深夜のスポーツ番組で選手の日常の努力の姿とかまでインプットされているので、自然と日本チームをひいきにすることとなる。イチローや上原、松坂、少年時代のスーパースターだった王監督、それからまあ小笠原とか福留あたりまでかな、なじみの深いプレーヤーがいっぱいいるから日本チームびいきなわけで、すなわちおそらく、川崎とか今江とかの代わりにAロドリゲスとかイ・スンヨプあたりに入ってもらえばいっそう“ひいき”が強まることになると思います。
バルセロナオリンピックでNBAのドリームチームが圧倒的強さで金メダルを獲得した時、日本のプロ野球のトップ選手によるドリームチームの試合を是非みてみたいとおもいました。しかしそれは、別に日本の国威を示したいとか、そういうことでは全くなく、少年のように憧れているスーパースターたちが一同に会する姿をみたい、それだけのことですね(だからこそ、今回松井がでなかったのは実に残念)。
だから、WBCの決勝前後で、普段全然野球に興味がない人たちが日の丸を振って「ニッポン!ニッポン」と盛り上がっているのを見ると、なんだか違和感を感じてしまうのです。
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