2012年08月02日

ロンドンオリンピック バドミントン失格問題

ロンドン・オリンピック・バドミントン女子ダブルスで中国・韓国選手らが“無気力”試合をしたという問題について、最初ウェブでみた時は「厳重注意がなされた」と書いてあり、まあ妥当だな、と思っていたが、今朝テレビのワイドショーを見ていたら「全員失格となった」と報じており、驚いた。

メダルをとることが目標となっている以上、一部の試合で負ければ上位に行ける可能性がより高まるのであれば、一部の試合で負けを選択することは戦略としか言いようがない。

野球で一塁が空いている時に敬遠の四球で塁を埋めるのと同じである。この失格を妥当だという人は、敬遠の四球もフェアプレーに反するから認められないと主張しなくてはいけない。

と、僕は思うのだが、人によって考え方は違うもので、わざと負ける行為はやはり認めるべきではないという人もいるだろう。

でも、人によって意見が分かれるのであれば、事前にどういう考え方をとることにするのか示しておくべきだったと思う。事件が発生したあとで、人によって考え方が分かれるにもかかわらず、片方の考え方を一方的に採用するというのは問題である。「疑わしきは罰せず」である。「法の不遡及」である。あらかじめ法が定められておらず判断が難しいのであれば、無罪とすべきだ。

反省すべきであり、かつ非難されるべきは、そういう行為が発生する仕組みを作った運営側なのではないか。仕組みをつくった側が悪いのか、選手側が悪いのか、第三者が判断すべきだろう。すくなくとも言えるのは、そういう欠陥のある仕組みをつくった本人(世界バドミントン連盟)が、処分を下すというのはおかしい。

と、おかしいことがいっぱいあるのだが、一番おかしいと思ったのは朝のワイドショーである。アナウンサーも複数いるコメンテイターも、一人として問題提議をしない。みな口を揃えて選手たちを非難していた。なでしこジャパンの対南アフリカ戦のドローも全く同じ問題だと思うが、それと関連させて論じる人もいない。

とってもおかしい。

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posted by osono at 22:35 | Comment(0) | おかしいと思うこと