天津のアスター・ホテル(利順徳大酒店)のテラスでビールを飲みながらこれを書いている。
アスター・ホテルはまもなく創業150年を迎える老舗高級ホテル。2010年にスターウッド系列となった由なので泊まってみることにした。
まさに骨董品の中に宿泊する感覚である。部屋も廊下もレストランも天津イギリス租界の香りで溢れている。古いエレベーターも階段の軋む音も床のキズも往時を偲ばせる。

スターウッド系列なのでサービスは満足できるし、建物は古いといえども内装はきれいだし、その上宿代は1000元に達しない。
ただし、このテラスは、モータリゼーション以前なら極めて快適だったと思うが、今はすぐ横を行き交う車の音が煩い。特に大型バスのエンジン音と、無意味に鳴らされるクラクションにはうんざりするのであった。
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