ポケモンガオーレはポケモンを捕まえるアーケードゲーム。主に玩具店に設置されており、ゲームの内容は単純で、おそらく5歳から8歳くらいの子供を対象としている。
このゲーム。結構お金がかかる。
まずプレーを始めるのに100円。
ポケモンとバトルをし、捕まえたあと、ポケモンをディスクにして排出するのに100円かかる。
ここでやめてもいいのだが、子供たちはやめられない。ポケモンが雄叫びをあげ、新たなポケモンを呼ぶのだ。
持ってないポケモンが現れれば当然欲しくなるので、100円を追加投入してバトルをし、さらに100円を入れてディスクを排出する。
でもまだ終わらず、ポケモンが再び雄叫びをあげて次のポケモンを呼ぶ。子供はまたまた100円を投入してバトルをして、もう100円を入れてディスク排出。
計600円也。
もちろんバトルを1回でやめ、ディスクにしなければ100円で済むのだけれども、子供たちはディスクを集めたくてプレーしているのだし、レアポケモン(レアポケモンをもっていると次回以降のバトルで有利に戦うことができる)は何度もプレーしなければゲットできないので、とても100円では我慢できない。子供の心理を巧みについて100円玉を吸い上げていく仕組みになっている。
それ自体では何の価値もないカード(ディスク)を集めさせ、それを繰り返すうちに偶然に特別なもの(レアポケモン)を得られる仕組みで消費者の射幸心を煽って利益をあげる、というのは、まさにコンプリートガチャと同じ。絵合わせ行為ではないので景品表示法違反とはならないのだろうけれども、法が守ろうとしている消費者の利益は損なわれている。それに、コンプリートガチャの場合、被害を受けたのはティーンエイジャーが主だったけれども、ポケモンガオーレの場合は5〜8歳くらいの幼児を対象としているので一層悪い。
自分の子供が6歳になり、営利追求ばかりを考えるために子供相手にあくどい商売をする企業が目につくようになってきた。ポケモンガオーレ以外にも問題だと思っているものがあるので、それらについてもいずれ書かなくちゃいけない。
写真は本文とは関係なくて、東京都水の科学館。
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