2016年03月04日

インバウンド関連で感じたこと

今回(2月28日〜3月2日)の北海道滞在にて、“インバウンド”関連で感じたこと。

◆韓国人がけっこう多い。中国人と同じくらいなんじゃないかな。いや、中国人は見ればだいたいわかるけど、韓国人はわからないことが多い。だとすると、中国人より韓国人のほうが多かったのかもしれない。マスコミによって「中国人客が押し寄せている」というイメージを植えつけられているけれども、オーストラリア人もけっこう多いし、120円台に達した円安によって外国からの旅行客一般が増えた、というのが正しい表現なのかもしれない。ということは、いまの110円台前半やさらなる円高の状況下では、インバウンドは霧散してしまうのかもしれない。

◆中国人のなかでは、広東語を話す人(=おそらくは香港人)の比率がずいぶんと減ったように思う。2年前に北海道にきたとき(3歳4か月の初スキー)は中国人のうちの半分くらいが広東語人だったのに、今回みかけたのは一組だけだった。

◆マナーのいい人が多い。報道では爆買い中国人ツアー客のマナーの悪さが喧伝されているけれども、僕の見かけた中国人たちはみなマナーがよかった。エレベーターを降りるときには先を譲り、日本語で「ありがとう」とか「すみません」とかを連発し、レストランや廊下では音量を抑えて会話をする(日本人の酔っ払いのほうがよっぽどうるさい)。屋内プールと温泉が隣接しており、僕が息子とともに水着のままでプールから温泉に移動しようとしていたら、中国人のおとうさんが彼の息子の肩に手をおきながらホテルスタッフに「水着のままで温泉へ行っていいですか」と訊いていた。なんだか恥ずかしかった。中国国内でも、旅行者の日本でのマナーの悪さが採り上げられているようなので、そのおかげなのかな。


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posted by osono at 19:46 | 中国社会・外交など