2012年11月30日

全記事、移転完了(おそらく)

全ブログ記事の移転が(おそらく)完了した。

とはいえ、写真はまだ。

写真は暇を見つけてぼちぼちやっていくしかなさそう。

執筆期間、8年。

と言えば立派に聞こえるかもしれないけど、記事総数は493で、熱心な人なら数か月でクリアしてしまいそうな数。

古い記事を見ていると、その文章のあまりの拙さに赤面するばかりだが、なんぼかでも文章がうまくなっているのなら、その成長の記録でもあるので、そのまま修正せずに載せた。

吐き気がするほど不快な記事は背伸びをして書いているもの。ちょっと自慢が入っていたり見栄を張っているもの。ああ〜、いやだいやだ。でも、文章はへりくだって書かなければならないと反省するためにも、そんな記事も全部残した。

posted by osono at 10:55 | Comment(0) | 日記

過去のブログ

過去のブログを全てここに移転することにした。

2004年12月〜2006年4月分までのテキストを移転完了。

過去の記事をMT(Movable Type)形式にして、それをインポート。

しかしまだ写真を手作業で動かさなくてはならないし、2006年5月以降の記事もある。

かなり大変。
posted by osono at 02:24 | Comment(0) | 日記

2012年11月29日

中国近現代史〔小島晋治 丸山松幸〕


 小島晋治 丸山松幸
 岩波書店


最近買った本ではないのだけど、どうも気になる点があるので、この本のことを書いておきたい。

本書はおそらく、中国近代史を知りたい日本人に教科書のように広く読まれている本である。中国近代史を概説する日本語書籍としては一番売れているんじゃないだろうか。

でもこの本、読んでいると時々「おやっ」と思わせる記述に出会う。

なんだか全般的に共産党寄りなのだ。共産党の対抗勢力であった蒋介石を悪く書きすぎているような気がする。

例えばP151〜P152の1935年幣制改革についての説明。幣制改革は、紙幣の発行を四大銀行に限り、銀本位からドル・ポンドにリンクする為替本位制度へ移行する等の金融制度改革である。

本書は、この幣制改革によって「元はポンドとドルの支配下に置かれ、四大家族を中心とする官僚資本が全国金融を独占するとともに、人民はインフレから身を守る手段(現銀)を奪われてしまった」と、いかにも四大家族が自らの利益のために改革を行い、人民が損害を被ったかのように書いている。

しかし当時の中国は銀価格の高騰による景気悪化に苦しんでおり、また各国は金本位制度から離脱していった時期である。金銀地金を本位とするのは時代遅れとなっており、ポンドまたはドルを本位とすることは必然と言ってもよかった。現銀の国家への集中が行われたのは、根強く残っていた現銀の取引を禁じ、同時に対外支払準備を蓄積するために必要な政策だった。この幣制改革によって中国経済は骨太になった。幣制改革がなければ、中国は日本軍の侵攻に早々に屈服してしまったとも言われる。

この他にも、共産党の肩をもち過ぎ、国民政府の政策を悪く言いすぎる部分が散見される。

おそらくは、筆者お二人の思想が左傾しているというよりも、共産党、または共産党の影響下にある資料をもとに本書を書かれたためであると思われるが、それにしても、広く教科書的に読まれている書籍だけに、ちょっと心配になってしまうのだった。

posted by osono at 15:23 | Comment(0) | 読書等

2012年11月27日

中国に行かなくてはならない

中国に四か月も行っていない。

おそらく1995年に初めて上海虹橋空港に降り立ってから、こんなに長い間中国を離れていたことはない。

腰が重くなったのは、もちろん尖閣問題のせい。9月に行くはずだった予定がそれで流れ、以降も、ちょっと怖くて。

しかし年内にやらねばならないことがあるので12月中旬には行く予定。

中国に住む日本人に訊けば、「全然問題ない」ということなのだけれども、武漢・重慶と、対日感情があまりよくない地域にもいかねばならないので、少し不安。
posted by osono at 16:16 | Comment(0) | 日記

2012年11月01日

通貨戦争〔ジェームズ・リカーズ著/藤井清美訳〕


 ジェームズ・リカーズ著
 藤井清美訳
 朝日新聞出版


投資家ブロガーのブログを見ていて、そこで紹介されていたので購入した本。のちには日経新聞にも書評が載っていたので、結構売れているに違いない。

僕がこの本に興味をもったのは、間もなく発行する本(カレンシー・ウォー 小説・日中通貨戦争)とタイトルが非常に近いため。もちろん内容は全然違うのだけれども。

さて、この作品。

冒頭部分は、主人公が軍関連の通貨戦争シュミレーションに参加するという話。いかにも興味深いし、実際読んでいて、「ああ。なんておもしろいんだろう。こんな小説書きたい」などと思っていた。

しかし小説的なのは全11章のうちの最初に2章だけなのであった。

残りは、過去から現代までの通貨にからむ国家間の争いについての説明が延々と続く。もちろんそれ自体もおもしろいテーマではあるのだけれども、小説だと思って読み始めれば、なんともがっかりし、最後まで読むのがつらくなってしまったのだった。

読み終わるのに1か月くらいかかった……
posted by osono at 17:46 | Comment(0) | 読書等