2009年03月30日

駄作

映画のおはなし。

ツタヤの店内を歩いていてふと気付いたのだけど、僕は元来駄作にであう機会が多いほうだと思う。

決して「映画好き」の部類ではないけれども、昨今結構の数の映画を見ている。1か月に、往復を2回と数えて、たいてい4回以上飛行機に乗る。飛行機に乗れば映画を見る。短い上海−東京線なら1本、その他の線なら2本。飛行機以外でも毎月平均すればDVDで2〜3本見るだろうし、映画館にも1〜2か月に1回くらいは行く。都合一か月に10本近く映画を見ているに違いない。

もちろん世間には月に10本映画を見る人はいくらでもいるだろうけれども、映画評論家とかでもなければ、そのほとんどは数ある選択肢のうちから選んで見るものに違いない。でも飛行機の中でばかり映画を見ている僕は、どうしてもつまらん映画に出会ってしまう。飛行機の映画は月単位で変わるので、月初はいいけれども、月の後半には大して見たくもない、評判も聞いたことがないような映画を見ることになってしまう。そして、駄作にであってしまうのだ。

昨日ツタヤの中を歩いていて「これ駄作!」「あっ、これもつまらんかった!」と指さしたのは「ラスベガスをぶっつぶせ」と「舞妓haaaan」。ちょっと前に見た「相棒」もつまらなかったなぁ。世間では結構人気のあるテレビ番組の映画版なようだけど、全くもって理解できん。さらに遡ると「戦国自衛隊」もつまらんかった。ず〜っと昔に薬師丸ひろ子が出ていた戦国自衛隊は楽しんだだけに残念。

ただ「つまらん」と理由も言わずに叫んでいるだけでは小学生低学年児のケンカみたいなので、なぜつまらないのか考えてみるべきなのだけど、はっきりした理由は思いつかなかった。共通するのは、感動もおどろきもない、という点かなぁ。でも小説なら、川端康成の作品とか、感動もおどろきもなくても名作と言えるものはあるよなぁ。小説はやはり行間を読む、という作業があるからかなぁ。

感動やおどろきの有無とは関係なく駄作と思うものもある。「グリーンマイル」とか「火垂るの墓」とか。悲惨すぎるもの。これらも文字で読めばいいのかもしれないけど、映画は二度とみない。

以上、ネタ不足のおり、誰の役にたつのか全く分からん話を書いてしまった。相当のサディストを除いて、駄作と言われて見る人もいるはずもないのであって。。。

ところで上記を見ると、要は邦画に駄作が多いようにも見えるけど、ちょっと前に見た「ハッピーフライト」はおもしろかった。一昨日見た「僕の彼女はサイボーグ」も結構楽しめた。

決して、僕の映画評価に、綾瀬はるかがでているということのみが影響しているわけではない(と思う)。



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posted by osono at 00:00 | 読書等

2009年03月23日

もう誰も知らない。もう誰も信じてはくれない。

先週の週末は年二回開催の上海商工クラブのゴルフコンペがあった。参加人数は約300人。土曜・日曜の二日間にわたって開催される大型コンペである。僕はこのコンペ、上海総領事館勤務の最初の年からなので、かれこれ14年も参加している。というか、その間ずっと幹事をやっているので“万年幹事”ならぬ“十年幹事”である。

参加者数の増加に比例し、いやそれ以上に幹事の人数が肥大していき、昔はたしか4商社から1人ずつ、JAL、領事館から2人の計6人だったと思うが、最近の幹事会は25人くらいにもなっている。幹事になると結構の負担になる。特に大会二日目は朝4時から、夜に宴会もあるので21時頃までの計17時間も拘束される。まあ、参加者数の10分の1も幹事がいる状態は異常と言えなくもないし、次回大会前には幹事団のスリム化を提案しなくちゃならんと思っている。

とはいえ、僕自身は実は大して負担だとは思っていない。インターネット関連担当幹事なので、コンペ前1週間にはキャンセルやら組み合わせ変更希望やらが続々とメールで送られてくるが、“あくまでボランティア。勤務時間中は作業しない”と決めているので作業するのは夜だけ。キャンセルや組み合わせ変更は、2日に一度ほど更新するウェブ上の組み合わせ表に反映するのみで、質問に対する回答を除いてメールに返信をしない、という姿勢である。

「メールに返事もよこさんでけしからん」と思っている人も少なくないようにも思うが、まあ、だからこそ14年も幹事が続くのでもあり、なにとぞご容赦いただければと思う。

さて、このコンペに関して、僕がよく笑い話として話す、でもその実は自慢としか聞こえない話がある。自慢話はたいてい読み手をウンザリさせるものではあるが、昨今自慢するようなことも何一つないかわいそうな男なので、ここは我慢してお読みくだされ。


領事館勤務の3年めだったか、村山総理の頃である。総理の上海訪問に際し、何か土産の希望はないか、と問われた。そして、通産省から来ている同僚と相談の上、ゴルフコンペの優勝カップを注文した。やはり優勝カップは中国製より日本製の方が全然質が良かったし、おそらく、かの“機密費”で購入されるものだろうから、自分たち領事館員のものとならず、在留邦人の役にたつもの、と考えた。届いたのは銀製の見るからに高そうな立派なカップだった。ネット優勝は商工クラブ理事長杯と決まっていたので、僕らはこのピカピカのカップをベストグロス賞に充てることとし、かつ、なぜかとり切りにしようと決めたのだった(他のカップは毎回毎回繰り越し使用され、各優勝者にはレプリカが贈呈される)。なにしろ「内閣総理大臣杯」である。次回大会の最大の注目点となるのは間違いない。このカップは懇親会において総領事からベスグロ受賞者へ手渡される。

それから数週間後、次回大会コンペの幹事会が開催された。そして、それまでこのコンペの懇親会の司会は、通産省からの同僚氏がやっていたのだが、帰任となることから、次回大会は僕が司会をすることに決まった。300人規模の大コンペであり大会後の宴会も大人数。ちょっと緊張しながらも大会当日を迎えることとなった。


飛距離もスコアもアベレージゴルファー、プレー頻度はアベレージゴルファーを大きく下回る今の僕からは到底想像できないかもしれないが、当時の僕は、年間プレー回数は100回を超え、飛距離も結構自慢で、スコアは、今より分散値はかなり大きいものの、数ラウンドに1回くらいは70代でまわれるプレーヤーだった(ように記憶している。あまりに隔世の感があるので、ひょっとしたら夢だったのかもしれないが)。

そして大会当日。ベストグロスをとっちまったのである。参加者数300人弱である。むちゃくちゃうれしかった。ちょうどその頃行われた二つのゴルフ場のクラブチャンピオンで悔しい負け方をした直後で「自分はなんて勝負弱い男なんだ」と少々落ち込んでいたところだったこともあり、周囲からうっとおしがられるほど僕は喜んだ。

ところがその夜。懇親会にて。司会でありながら自分の名前をコールし、自分で「在留邦人の皆さんのために」と思って取り寄せたカップを、自分のうちわである総領事から受け取る、ということになってしまったのである。

人はこれを、自作自演と呼び、マスターベーションと揶揄し、我田引水と蔑んだ。
posted by osono at 00:00 | 日記

2009年03月16日

天然温泉も楽しめる海口シェラトンリゾート

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先週の日曜・月曜と暇だったのと、上海があんまり寒いので海口へ行ってきた。1泊600元代(税・サービス別料金)で泊まれるシェラトンのリゾートがあるので、そこに泊まってゆっくりとモノ書きでもしようと思い立った。

今回は、その「海口シェラトン温泉リゾート」のご紹介。




海口シェラトン温泉リゾートの最大の魅力は安いこと。1泊1万円しない高級ビーチリゾートなんてめったにない。上海から行っても、70%引きなんて航空券が出回っているので、500元ほどで行くことができる。広州からならなんと300元弱。

それから、ビーチやきれいなプールの他、天然温泉があること。各客室の風呂のお湯は天然温泉なのだそうだ。

海口シェラトン温泉リゾートは海口の市街地から西へ車で15分ほど走ったところのビーチ沿いに建っている。空港からはタクシーで40分。海口のタクシーのメーターは、どうやら改造されていることが多いようなので、事前に運転手との間で価格を決めてしまったほうがいい。市内からなら50元、空港からなら100元程度だろうか。



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椰子が広がりやプールが点在する広いホテル専用敷地。


プライベイドビーチがあり、3月初旬とはいえ水温は十分に泳げるくらいあたたかく、マリンスポーツも楽しむことができる。実際には誰も海には入っていなかったが、水が冷たくてというよりも、客が異常に少なかったためだろう。客は、僕の他には3カップルor家族程度しかみかけなかった(ちなみに僕は一人である。あらぬ疑いをかけられぬよう、念のため)。

広い敷地内に複数のプールがあるが、こちらは、3月初旬の気候だと結構気合いを入れないと水に入れない。中央のプールの脇には、天然温泉(聴説)のジャグジーが4つある。泡が出ていると水がきらいなのかどうだかよく分からない、という難点はあるものの、水温は高く、かなり長居をしてしまった。




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プレイベイトビーチとプール横の天然温泉


客室数は341。各客室には天然温泉(也聴説)が引かれている。バスタブにつかりながらベッドルームのDVD機につながれたテレビを見ることもできるので、日に何度も風呂につかり、本を読んだり、持参したDVDを見たりして過ごした。

ホテルの周りにはほとんど何もない。隣接してばかでかいリゾートホテルがあるが、シーズンオフのためか閑散としており、レストランもオープンしているのかどうかわからなかった。車で5分ほどのところにゴルフ場がある。

ホテルの飲食施設は、中華・西洋料理の各レストランと軽食もあるカフェレストラン、さらにロビーバーがある。中華は少々高い。ウェスタンは、オーダーした食前酒がなかなか出てこず、スープや一品目の料理が先に出てきてしまったので、さすがにこれは説教してやった。

スパ「Touch」がある。東京はもとより上海のスパに比べても安く、さらにフロントでいえば100元の割引券をもらえるので結構お得感がある。僕が受けたのは1時間のロミロミマッサージ580元也。




日ごろの行いが悪いのか、滞在中はずっと曇りで、チェックアウトし、空港に向かう車に乗っている時に初めて青空を拝んだ。

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ベッドルーム(奥に天然温泉のバスタブが見える)とリビングルーム


海口喜来登温泉度假酒店
海口シェラトン温泉リゾート
Sheraton Haikou Resort

海南省海口秀英区濱海大道199号【地図
TEL:0898-68708888
FAX:0898-68706999

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タッチ・スパ
posted by osono at 00:00 | 中国他地域(雲南、海南等)

2009年03月09日

トラウマ

一週間に一度の更新にする、と宣言をし、あたためにあたためたネタがクソネタである。。。。。。




世間のどのくらいの人が何らかのトラウマを抱えて活きているのかは知らないけれども、僕にも一つだけトラウマがある。説明するのも忌々しい記憶なのだが。。。


上海外灘の中山東路と延安東路が交わるところに写真の建物がある。この建物の煙突のような部分に上がることができ、そこから外灘の夜景を撮ると非常にきれいだという話を聞き、夜7時頃に行ってみた。

正面入口は鍵が閉まっていた。どこか他に入口はないかと思い、建物をぐるりとまわってみた。建物の周りに幅1メートルほどの、道路側からも歩道側からも植木で隔絶され見えないエリアがあり、そのどこかに隠れた入口がないものかと考えた。


そうしたら。。。ああ、今ここに書くだけでも気分が悪くなってきた。。。建物の壁沿いに、正確に50センチメートルほどの間隔を空け干乾びたイモのようなものが転がっている。このサイズはどう見たって犬のものではない。どうやらココは、周辺の商店主たちのトイレと化しているようなのだ。



それからしばらくの間は、日に何度もこの光景を思い出してしまい、そのたびに吐き気をもよおした。しかし、失恋の悲しい記憶ですら時間とともに薄れていくものである。僕は耐えた。思い出すたびに他のことを考えるようにして、我慢した。人間の脳の偉大な“忘れる”という機能を信じひたすら時の経つのを待った。


あれから数年を経て、この記憶からはほぼ解放されたが、時々ふとしたきっかけで思い出してしまうことがある。一昨日、僕は仙霞路と古北路の交差点にあるHSBCでから太陽広場の方向へ歩いて行った。そして仙霞路と婁山関路の交差点を右に曲がろうとした時、壁際にそれは落ちていた。干乾びていた。長かった。


なぜこんな交通量の多い交差点に!


いや、そんなことはどうでもいい。これで僕はまた数日間、忌々しい記憶にとりつかれることになってしまったのだ。







クソ繋がりの話を続ける。


日本人と中国人とでは、少々排泄に対する感覚が違うようだ。男どうしの酒の席の話題のメインは、当然のこと、女の話だが、時々耳にするのが、なぜトイレのドアを閉めないのか、とか、シャワーを浴びていたらカーテン越しに女の子が便器に座っていた、とか、いたいけな少女たちが排泄の姿を見られることをあまり気にしない、という話。


まあ、アメリカのトイレの個室は足元と上部がオープンで、それに比べて日本のトイレは密閉されすぎているし、むしろ排泄の姿を恥ずかしく思う気持ちは、日本人が特殊なのかもしれないけれども。



昨日飲んだ某君から聞いた話。


ベッドルームからガラス越しにバスルームが見えるホテルの一室にて、きれいな女の子と、されこれから一戦、という時。先にベットに入り、ふとバスルームの方を見ると、女の子が便座の上に足をのせ、しゃがんで用を足していたのだそうだ。それも、前向きに!


そういえば僕が子供の頃。TOTOの便器には必ず「洋式便器の使い方」なる説明が貼ってあった。小さい頃から和式(もしくは中式)のトイレを使って育ってきた人が、大人になってから出会う洋式便器の使い方が間違っていてもおかしくはない。いや、正しい使い方は知っていて、それでも敢えて昔から慣れ親しんだ方法で用を足してしまうのかもしれない。


しかしながらこの話。中国駐在者は聞き流してはいけない。若い女の子がこういう使い方をしているのである。この広い中国、かなりの人が同じ使い方をしているに違いない。


公共のトイレで、わざわざ靴を脱いで便座に乗っかっているとも思えない。どんなガイドブックにも書いていないことだけど、公共のトイレの便座はまず相当に汚いと思ったほうがよさそうである。
posted by osono at 00:00 | 中国社会・外交など

2009年03月02日

決算

2008年度決算が終わった。


なんとか営業黒字を確保したけれど、去年は為替差損や傘下会社の処分損などで営業外損失が大きく、最終損益は赤字となった。


この会社、ITベンチャーとしてはめずらしく(?)健全経営で、昨年までの10期で創業2年目を除いてずっと黒字を出し続けてきたのだけれども、さすがに去年後半の景気急降下が響いちまった。


まあ、トヨタだってシャープだって東芝だって今期は営業赤字見込みなわけであって、そんな中、営業黒字を確保できたことは自慢になるか? まあならんわな。比較の対象がそもそもおかしいし。



ところで、このブログ、昨今掲載頻度がかなり低くなっているのだけれど、それでも毎日毎日一定数の人が訪れてくれている。


ページを開くたびに「なんだぁ。また更新されてないじゃんか」と思われているかと思うと、申し訳ないやら恥ずかしいやらで、何とも心苦しい。


そこで、定期的に毎週月曜日に更新するようにしようと思い立った。ネタがなくても日曜日にはひねり出し、ネタがあっても週の途中には書かない。


まあ、こういった決心、全く信用ならんのが僕のブログなのだけれども。。。
posted by osono at 00:00 | 日記