2006年11月29日

不調

先週後半より広州で、週末は深センのミッションヒルズへ(ミッションヒルズの紹介は別途書きます)

ついていない時ってのはあるようで、このサイトの魔都立刻うらないでオール一つ星が出た翌日にカバンをタクシーに置き忘れる。

その日の夜より風邪&下痢。

ミッションヒルズからの帰り、ホテルの車をたのみ「東莞の香港への直通列車がとまる駅」といったのに「東莞駅」のとなりの樟木頭駅へ連れて行かれた。気づいた時は当然もう車はいないし、隣の駅といっても簡単には移動できない。ゴルフバックもあるし。

今日は飛行機は2時間遅れ。さらに預けたゴルフバックの2本の脚立のうちの一本がなくなった。当然でてきやしない。

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一本足で無理やり立ててみた、が、当然すぐ転ぶ


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2006年11月28日

僕のかみさま(5)

今日の話、分かりにくいところが多いと思います。すいません。ブログなもんで。基本的に勝手なつぶやきです。思うがままにかいてます。お許しくださいませ。


学部の時にも経済学を勉強はしたのだけど「まあまあおもしろい」程度のことでした。しかし、マスターの最初の最初にミクロ経済を基礎から改めてやる講義を受けたのですが、その講義の最終回で僕は神様をかいまみたのでした。それがどんなものなのかはなんとも表現し難いのだけど、各回の講義で取り扱ったあらゆるものが最終回に全てまとめあげられた、その体系的美しさに感動したのでした。これこそが宇宙だゾと呈示されたかのようでもあり、世界の事象は全て説明しうるんだァと言われたようでもあり。この感動は僕だけが受けたものではなかったようで、既に夜が更け真っ暗な学内の帰宅途上、ラテンアメリカ人(国籍は忘れたが妙に明るいやつだった)の同級生が大きな声で何度も感動のおたけびを上げていたのを今でも鮮明に思い出すことができます。

その後僕は、合理性を徹底追及する学派に惹かれるようになりました。「国債の発行なんて皆が合理的に発想・行動する限り全く意味がないんだ」ってやつですね。一時期は相当に信望していて、ハーバードビジネススクール帰りの役所の後輩M君に「アメリカ人にはよくそういう、何でもかんでも自由にすれば全てがうまくいくと思い込んでいるやつが多いんですよね」と言われたのを思い出します(その後僕の思想は少し修正されましたが)。

経済を勉強した人は程度の差こそあれ、この神様を見ているのだと思います。昔、貿易黒字の理由をめぐって経済学者と証券会社とかの“エコノミスト”と呼ばれる人の間で論争がありましたが、これは視点が長期か短期かという差もありますが、神を見ているか見ていないかの違いもあるように思います。前者はロマンスの神様ならぬ経済の神様を見ていて、後者は見ていない。だから絶対に相容れることはない。(まだ続く)
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2006年11月27日

風邪でダウンで一休み

一ヶ月間の超不規則生活と重労働がたたったのか、金曜日よりより風邪と下痢でダウン。金曜・土曜と一日12時間寝てしまいました。その間なにもできず、このブログもダウン。

前回のこのブログの書き込みを見て、きん経済学者より「編酋長氏は「自己中心」か?→そうは思わぬが…」というメールが届く。おっ!そうですか?そういう意見もあるということを敢えてここで示しておきます(ちなみに彼は中国経済が専門なので、天文学専攻者よりは利己的だが、ゲームの理論信望者ほどではない、ということになるはず)。同じメールで彼より紹介してもらった http://www.iser.osaka-u.ac.jp/rcbe/4thworkshop/Presentation/economicsofhappiness.tsutsui.pdf
 (幸福の経済学 rep. by 筒井義郎=阪大・社研)。おもしろいです。自分が不幸だと思っているかた、必見。打開策が見つかるかも。ちなみにアメリカでは40歳代がもっとも不幸なんだって。なんだかショックでもあり、またなんだか理由がわかるようでもあり。でももっとも幸福なのが60歳代とのこと。これは希望をもたせてくれるね。
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2006年11月25日

僕のかみさま(4)

そのショッキングな話とは……

―― 経済学を学ぶと利己的になる? ――

これは複数の学者により実験がなされ、実証されているのだそうです。。

例えば、さまざまな分野の大学教員1254人に対し、過去一年間にチャリティなどに全くお金を寄付したことがない人の割合をアンケートで調べたところ、音楽・教育・ビジネスなどの専門職過程教員の1.1%がもっとも少なく、その他の教員でも3〜4%程度なのに、経済学者では9.3%と冷淡さが際立っていたのだそうです。

また例えば、「ある小さな会社の経営者がコンピュータを10台分注文したのに請求書には9台分しか請求されていなかった。この経営者は10台分支払うと思うか」とうい問いに対して「思わない」と答えた割合は、天文学専攻の学生では33.3%、経済学の中でも中国の経済発展が専門で囚人のジレンマを強調しない教師の学生では33.9%だったのに対し、囚人のジレンマで裏切りが有利であることや協力の難しさを強調している教師の学生ではなんと45.8%が「思わない」すなわち一台をチョロマカスだろうと答えたとのこと。

僕は、そこそこ経済学を勉強してきましたが、そういえばよく周囲より「自己中心」とか「マイペース」とかいわれます。

冗談と思い聞き流してきましたが、言ってるほうにとっては結構まじめだったのかも。

しかしながら、経済学を学ぶと利己的になる理由はわからないでもない。ゲームの理論を学ぶかどうかということではなく、経済学を学んだ人には共通の神様が心にあるから。

その神様の話はまた明日。
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2006年11月23日

僕のかみさま(3)

そのネタ本というのは、「行動経済学〜経済は「感情」で動いている」(友野典男・光文社新書)

人間がいかに経済学が仮定する合理的行動をとらないかについて説明されています。

例えば「プロスペクト理論」。標準的経済学では富の絶対水準が効用の担い手であると考えるけど、実際には、資産が5千万円から2000万円に減ったAさんと1000万円から1500万円に増えたBさんとでは、Bさんのほうが幸せと感じているのは明らかで、すなわちスタート地点がどこにあるかで大きく効用は変わってくる。


例えば「メンタルアカウンティング」。

「当日券が50ドルのコンサート会場でチケットを買おうとしたところ、50ドル札をなくしていたことに気がついた。あなたは50ドル出して当日券を買うか?」
「前売り券を50ドルで買ってコンサートに行ったところ、このチケットをなくしたことに気づいた。当日券も50ドルで買えるが、あなたは買うか?」

多くの人は前者では「はい」後者では「いいえ」と答えます。どちらも50ドルの価値のものを失ったのに回答が異なっています。これは心の中の勘定項目「メンタルアカウント」で説明できるというのです。つまり、チケットを買うという行為は「娯楽費」の心の勘定項目に入るので、現金50ドルの紛失はこの勘定項目の収支には影響を与えないけど、後者では同じコンサートに100ドル払うことになるから娯楽費としては高すぎる、と考える、ということ。


また例えば、標準的経済学では各期の効用はその期間の消費量で決まる、つまり今日の効用は今日に飲み食いしたりした量で決まり、昨日に何をどのくらい食おうが関係ないと考えます。本書筆者の学生に対する実験で、「一ヶ月後の高級フランス料理店とラーメン屋」ではどちらがいいかと尋ねたところ、ほとんどの学生が高級フランス料理店を選択、「一ヶ月後の高級フランス料理店と二ヶ月後の高級フランス料理店」の選択では76%が一ヵ月後を選んだ。しかし「一ヶ月後の高級フランス料理店と二ヵ月後のラーメン屋」と「一ヵ月後のラーメン屋と二ヵ月後のフランス料理店」との選択では70%が後者を選んだといいます。一つ目の問いでは高級フランス料理店がラーメン屋より選好されること、二つ目の問いでは二ヶ月後よりは一ヵ月後のほうが選好されることが示されているのに、三つ目の問いに対する学生の答えは矛盾してしまっている。これは「だんだんとよくなる」ということが好まれることを示しています。

この本ではこのような標準的経済学の観点からは矛盾しているともいえる人間の行動が、大量の実験結果とともに紹介されています。

この本の最後のほうに、ちょっとだけショッキングな話が載っているのだけど、それについてはまた(おそらく)明日。
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2006年11月20日

僕のかみさま(2)

「明日」が「翌営業日」になってしまった。。。


貴方の答えはどうだったでしょうか。

「選択を変えない」または「変えても変えなくてもいい」というものではなかったでしょうか。

はずれのドアを知った後の選択肢は二つ。その二つから一つを選ぶのだからどちらを選んでも同じ、という理由で。

しかし正解は「選択を変える」なんです。自分の選んだものがあたっている確率は3分の1。選ばなかったものがあたっている確率は3分の2。そのうちの一つがはずれであることが分かったのだから、選択を変えればあたる確率は3分の2というわけ。

納得いかない?そうでしょう。数学者の多くも間違えるということですから。

あたりのドアがAであるとしましょう。そしてあなたは単純に最初の選択をA、B、C、A、B……と変えていき、かつはずれのドアを一つ知らされてからも選択を変えないとすると、あたり、はずれ、はずれ、あたり、はずれ、はずれ……と、3回に1回あたることになります。次に、同様に単純に選択をA、B、C、A、B……と変えていき、はずれのドアを一つ知らされてから選択を必ず変えることにすれば、はずれ、あたり、あたり、はずれ、あたり、あたり……と3回に2回あたります。


この問題、つい最近読んだ本がネタ本となっています。この本にはこの手の話が満載されておりおもしろくてしょうがない。

その本のご紹介は、また明日。
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2006年11月17日

僕のかみさま(1)

昨日、帰宅の電車の中でず〜っとどう回答すべきかを考えていた問題です。

あなたの前に3つのドアがあり、1つのドアの後ろには長澤まさみ似の美女が待っています。残りの2つのドアを開けると上から黒板消しが落ちてきます。

あなたはそのうちの1つを選ばなくてはなりません。そして私が、あなたが選ばなかったドアのうちのはずれのドア1つを教えてあげます。

あなたはここで選択を変えることができます。

さてあなたは、ここで選ぶドアを変えますか?


答えは明日。この場所で!

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2006年11月16日

ボジョレーヌーボー

僕は学生時代がバブル真っ最中だったいわゆるバブル世代なもので、成人して以来、11月の第三木曜日には必ずボジョレーヌーボーなんです。上海でもその習慣を崩さず、これを読んで下さっている僕の知り合いさんのうちの何人かは、上海での僕のささやかなボジョレーヌーボー祭りにつきあわさせられた経験があるのではないでしょうか。

最近の景気のよさを反映してでしょう、昨今のボジョレーヌーボー輸入量は毎年増え続けているとか(ただし今年は前年割れだとか)。

で、今年もやってきました11月第三木曜日。これまでは11月第三木曜日の夜にボトルを空けてきたのだけど、今日は0時を迎えたところで、すなわち早朝にコンビニへ行って調達してきました。

で、今一人で飲んでます。

これを読んで飲みたくなった上海在住の貴方。カルフールへ急げ。

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ローソンで購入。専用の紙袋があり、かつおまけにグラスがついてきた
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2006年11月15日

天が人に大きな任務を与えるときは。。。

ここ数日、よくこれを書くようになったのは、激務からやっと脱しつつあるから。それにしても忙しかったなぁ。朝は遅めの11頃時からだけど、夜、というか朝は毎日4時か5時頃まで。通勤時と飯の時以外はほぼずっと仕事をしていたので、一日約17時間労働。それが土日なくほぼ1ヶ月間。さすがに疲れましたぁ。。。


孟子曰く

故天将降大任于是人也,必先苦其心志,劳其筋骨,饿其体肤,空乏其心,行拂乱其所为,所以动心忍性,曾益其所不能

天が人に大きな任務を与えようとする時は、必ずまずその人の心を苦しめ、筋骨を疲労させ、その身体を飢えさせ、やることなすこと失敗させ、意図が達成されないようにする。これは試練を与えて、できないところをできるようにさせるためなんだ。

昨今日本では子供の自殺の話だらけですが、「今は試練の時。今をやり過ごせば絶対よくなるぞぉ」と伝えたい。



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2006年11月12日

自由が丘のトレインチ

(東京の)地元ネタを続けて。

自由が丘駅のすぐそばに10月26日オープンの「トレインチ」へ行ってみた。

東急の土地を使って、小物ショップや飲食店が集まる、上海でいえば新天地のような区画。

まあ、我々男は一般的に小物には興味がない。興味があるヤツはちと気持ち悪い。実際訪れているのは若い女性ばかり。

ところが僕の目は、一つの魔法瓶に釘付けになってしまった。

初めて聞いたブランドだけど、PYLONESの魔法瓶。フランス直輸入だそうな。4200円。ちょっと高い(けど買っちゃった)。

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ケースから出して写真を撮ったほうがよかったかな


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