
そういえば年末年始に宿泊した複数の宿、いずれもふるさと納税を使って大幅割引で泊まれるようになっていた。写真の例でいえば、妙高市に15万円寄付すれば、45,000円のクーポンと1500円分のポイントをもらえる。14万8千円が税額控除されるので、つまり例えば1泊4万5千円の宿なら、たったの500円で泊まれることになる。
GO TOトラベルキャンペーンの時もそうだったけど、こういう公的な割引があると、需給で決まる宿代は、割引分のかなりの分が本来の宿代に足され、高くなる。
ふるさと納税制度は、寄付額の20%の税収が失われることや、高所得者優遇であることなど問題がある悪制度なので、せめて自分は使わないことで小さな抵抗しているのだけど、制度を使わない者は、直撃で損を被るのだ。
ふるさと納税制度、マジでやめてほしい。
(なお、ポイントの付与は本年秋に禁止されるので、上の例では「1泊4万5千円の宿なら、たったの2000円で泊まれることになる」に変わる予定。当然の制度改正だと思うけど、楽天はポイント付与禁止に反対する署名を集めている。なんか気分が悪い)